雨蛙(あまがく)は、親がね、「水汲んで来なさい。」と言う時は潮汲んで来て、「潮汲んで来なさい
。」と言う時は水汲んで来たって。とうとう親が死にそうになったらね、この子はいつももうあべこべのことをするんだから、あの「私が死んだら山に埋めなさい。」と言ったら、川端に埋められるから、今度「川端に埋めなさい。」言うたら、「山に埋めて来るはずだから。」と言って。そして、「私を川端に埋めてね。」と死ぬ時に言ったらしいのよ。そうしたらね、もう、今までみんな親に反対してきたから、今度は死んだ時だけでも、親の言うことをそのまま聞いてあげようと言ってね、親が川端にね、親を埋めたって。そしたらね、雨が降るときにガーク、ガークし鳴くでしょう。そしたらね、もう川端に埋めたんだから、もうまた雨が降ったら流されはしないかなと言ってよ、いつも雨降りそうになったらガークガークって鳴くって。それで、雨蛙(あまがく)って付いているそうです。
| レコード番号 | 47O372590 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C113 |
| 決定題名 | 雨蛙不孝(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 雨蛙不孝 |
| 話者名 | 与儀トシ |
| 話者名かな | よぎとし |
| 生年月日 | 19090411 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村波平 |
| 記録日 | 19770220 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第7班 |
| 元テープ番号 | 読谷村波平T02B07 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 子どもの頃、おじいさんに聞かされた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集9波平の民話 P3 |
| キーワード | 雨蛙,親,水汲んで来なさい,潮汲んで来なさい,山に埋めなさい,川端に埋めなさい,親に反対,雨 |
| 梗概(こうがい) | 雨蛙(あまがく)は、親がね、「水汲んで来なさい。」と言う時は潮汲んで来て、「潮汲んで来なさい 。」と言う時は水汲んで来たって。とうとう親が死にそうになったらね、この子はいつももうあべこべのことをするんだから、あの「私が死んだら山に埋めなさい。」と言ったら、川端に埋められるから、今度「川端に埋めなさい。」言うたら、「山に埋めて来るはずだから。」と言って。そして、「私を川端に埋めてね。」と死ぬ時に言ったらしいのよ。そうしたらね、もう、今までみんな親に反対してきたから、今度は死んだ時だけでも、親の言うことをそのまま聞いてあげようと言ってね、親が川端にね、親を埋めたって。そしたらね、雨が降るときにガーク、ガークし鳴くでしょう。そしたらね、もう川端に埋めたんだから、もうまた雨が降ったら流されはしないかなと言ってよ、いつも雨降りそうになったらガークガークって鳴くって。それで、雨蛙(あまがく)って付いているそうです。 |
| 全体の記録時間数 | 1:13 |
| 物語の時間数 | 1:13 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |