本部御殿の子孫であったという話ですがね。やっぱり、空手が上手で身も軽かったので、あっち飛びこっち飛びしたので、本部サールーと名付けられたという話を聞いたんだがね。この本部御殿のサールーが、ジョンケン、テルという兄弟、今でいえばボクサーだったと思う。台湾に行って、その人と試合をした。その人は台湾にいたそうだ。あそこで試合をした時、「ねじ伏せてやろう。」と、ジョンケン、テルが、言葉は分からないので手真似でやったらしい。そして試合し、(ジョンケン、テルは)首を折られてしまい、本国へは帰ることはできなかったという話があった。本部御殿のサールーが戦かったということは、これだけは聞いたよ。ジョンケンと、テルというのは兄弟であったそうだ。兄弟で、兄さんはジョンで弟はテルだという名前だけが伝えられている。この二人は私達も見たよ。台湾で(その試合は)あったらしい。「私達と試合できる人がいたら出て来なさい。」と言ったから。本部サールーが(試合に)出た。おしまげてやろうとするんだが、あれは空手であるからね。その反動で、肩に飛び乗って首を絞めた。脇に足を引っかけて、投げようとする力を利用して首を折ってしまい、ジョンケンとテルは死んだという話。ただそれだけしか聞かず、その後は(本部サールーの)武勇伝は、あまりはっきりは聞かなかったね。
| レコード番号 | 47O372502 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C110 |
| 決定題名 | 本部サールー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 本部御殿の話 |
| 話者名 | 山城英一 |
| 話者名かな | やましろえいいち |
| 生年月日 | 19120113 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村高志保 |
| 記録日 | 19850416 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村高志保T08A08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集8高志保の民話 P70 |
| キーワード | 本部御殿の子孫,空手が上手,本部サールー,ジョンケン、テル,ボクサー,台湾,試合 |
| 梗概(こうがい) | 本部御殿の子孫であったという話ですがね。やっぱり、空手が上手で身も軽かったので、あっち飛びこっち飛びしたので、本部サールーと名付けられたという話を聞いたんだがね。この本部御殿のサールーが、ジョンケン、テルという兄弟、今でいえばボクサーだったと思う。台湾に行って、その人と試合をした。その人は台湾にいたそうだ。あそこで試合をした時、「ねじ伏せてやろう。」と、ジョンケン、テルが、言葉は分からないので手真似でやったらしい。そして試合し、(ジョンケン、テルは)首を折られてしまい、本国へは帰ることはできなかったという話があった。本部御殿のサールーが戦かったということは、これだけは聞いたよ。ジョンケンと、テルというのは兄弟であったそうだ。兄弟で、兄さんはジョンで弟はテルだという名前だけが伝えられている。この二人は私達も見たよ。台湾で(その試合は)あったらしい。「私達と試合できる人がいたら出て来なさい。」と言ったから。本部サールーが(試合に)出た。おしまげてやろうとするんだが、あれは空手であるからね。その反動で、肩に飛び乗って首を絞めた。脇に足を引っかけて、投げようとする力を利用して首を折ってしまい、ジョンケンとテルは死んだという話。ただそれだけしか聞かず、その後は(本部サールーの)武勇伝は、あまりはっきりは聞かなかったね。 |
| 全体の記録時間数 | 4:23 |
| 物語の時間数 | 4:23 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |