喜屋武ミーぐゎー(共通語)

概要

喜屋武ミーぐゎーは、砂糖運搬の馬車引きであったらしいです。そういう話は聞いているんです。あの人は、那覇に砂糖を運搬する馬車引きであった。喜屋武のターリーの馬は、小さい馬で、普通の馬車引きの馬のように大きくもなければ力もなかった。背が小さいので、大きい馬のように力もなかったわけでしょう。このナナヒーというのは、読谷から砂糖を積んで、那覇にもうすこしで着くという所にあったらしい。ナナヒーという坂があってその坂を上る時に、喜屋武のターリーの馬は、力もないし背も小さいけど先になって、普通の大きな馬車引きの馬は後からついてきた。それで、喜屋武のターリーは、自分の馬は力もないし小さいので、いつも自分は馬車から降りて、この馬と一緒に坂を上った。馬と人間と一緒にナナヒーの坂を上ったという話もある。また、いつの日かはっきり分からないがこういうこともあったらしい。あのナナヒーの坂を上る時に、あんまり荷が重たくて、(喜屋武ミーの馬は)普通のようには上がらなかった。後からついてくる馬車引きに、「あの前の馬よ、何をしているんだ!側によけなさい。ダラダラしてそこに退けなさい。」というふうに怒られた。喜屋武のターリーは、怒られたこともあったらしい。で、今の話は、馬車引きの話である。今度は、馬車引きの話ではなくて、比謝橋近辺でお酒を飲んで、比謝橋を通ったらしい。また、あっちからもお酒を飲んだ人がここ(比謝橋)を通って、酒を飲んでの争いであったかどうか分からないが。もう比謝橋の側で喜屋武のターリーと、また他の酒飲みの人と口喧嘩をした。喜屋武のターリー一人と口争いをした。他の人は四、五名で、喜屋武のターリーは一人であった。口争いであったんだが、相手が腕力で乱暴したもんだから、自分は、それに耐えきれず抵抗したわけである。で、喜屋武のターリーは、相手の五名の乱暴者を比謝橋に、突き落としたような話もあった。

再生時間:4:59

民話詳細DATA

レコード番号 47O372467
CD番号 47O37C108
決定題名 喜屋武ミーぐゎー(共通語)
話者がつけた題名 喜屋武ミーぐゎー
話者名 大城利徳
話者名かな おおしろりとく
生年月日 19080424
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19850224
記録者の所属組織 読谷村ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村高志保T07A02
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集8高志保の民話 P67
キーワード 喜屋武ミーぐゎー,砂糖運搬,馬車引き,背が小さい,ナナヒーという坂,比謝橋
梗概(こうがい) 喜屋武ミーぐゎーは、砂糖運搬の馬車引きであったらしいです。そういう話は聞いているんです。あの人は、那覇に砂糖を運搬する馬車引きであった。喜屋武のターリーの馬は、小さい馬で、普通の馬車引きの馬のように大きくもなければ力もなかった。背が小さいので、大きい馬のように力もなかったわけでしょう。このナナヒーというのは、読谷から砂糖を積んで、那覇にもうすこしで着くという所にあったらしい。ナナヒーという坂があってその坂を上る時に、喜屋武のターリーの馬は、力もないし背も小さいけど先になって、普通の大きな馬車引きの馬は後からついてきた。それで、喜屋武のターリーは、自分の馬は力もないし小さいので、いつも自分は馬車から降りて、この馬と一緒に坂を上った。馬と人間と一緒にナナヒーの坂を上ったという話もある。また、いつの日かはっきり分からないがこういうこともあったらしい。あのナナヒーの坂を上る時に、あんまり荷が重たくて、(喜屋武ミーの馬は)普通のようには上がらなかった。後からついてくる馬車引きに、「あの前の馬よ、何をしているんだ!側によけなさい。ダラダラしてそこに退けなさい。」というふうに怒られた。喜屋武のターリーは、怒られたこともあったらしい。で、今の話は、馬車引きの話である。今度は、馬車引きの話ではなくて、比謝橋近辺でお酒を飲んで、比謝橋を通ったらしい。また、あっちからもお酒を飲んだ人がここ(比謝橋)を通って、酒を飲んでの争いであったかどうか分からないが。もう比謝橋の側で喜屋武のターリーと、また他の酒飲みの人と口喧嘩をした。喜屋武のターリー一人と口争いをした。他の人は四、五名で、喜屋武のターリーは一人であった。口争いであったんだが、相手が腕力で乱暴したもんだから、自分は、それに耐えきれず抵抗したわけである。で、喜屋武のターリーは、相手の五名の乱暴者を比謝橋に、突き落としたような話もあった。
全体の記録時間数 4:59
物語の時間数 4:59
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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