雨蛙不孝(シマグチ)

概要

雨蛙には一人息子がいたそうだ。親が潮を汲んで来なさいと言うと水を汲んで来るし、水を汲んで来なさいと言うと潮を汲んで来る始末であった。それからアマガクというのはこういう話があるよ。お父さんが、「私が死んだら川の側に埋めてほしい。」と、自分の本心を話すといつものように反対の事をするであろうという事で、そうすれば川の側には埋めないであろうと思ってお父さんは息子の蛙に言ったそうだ。そうしたらば、こうだったそうだよ。父親が死んだので、その時は反対の事はせずに、親孝行するつもりでいるものだから、川の側に親を埋めたそうだ。雨蛙はあまのじゃくだったので、アマガクーと付けられたそうだ。川の側に埋めなさいと言うと、葬らないだろうと父親は思って彼にそう言ったら、川の側に葬ってあったそうだ。その時は反対のことはしないで、(言われた通り)川の側に送ったそうだ。それからというもの、雨の降りそうな時、雨蛙はガーク、ガークと鳴くそうだよ。雨が降りそうになると「私のお父さん、お父さーん。」と鳴くようになったのでアマガクと言われるようになったそうだよ。

再生時間:2:00

民話詳細DATA

レコード番号 47O372429
CD番号 47O37C106
決定題名 雨蛙不孝(シマグチ)
話者がつけた題名 アマガクの話
話者名 比嘉カメ
話者名かな ひがかめ
生年月日 19011130
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19770815
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第4班
元テープ番号 読谷村高志保T05A09
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集8高志保の民話 P4
キーワード 雨蛙,一人息子,潮,水,アマガク,川の側,反対,親孝行,雨
梗概(こうがい) 雨蛙には一人息子がいたそうだ。親が潮を汲んで来なさいと言うと水を汲んで来るし、水を汲んで来なさいと言うと潮を汲んで来る始末であった。それからアマガクというのはこういう話があるよ。お父さんが、「私が死んだら川の側に埋めてほしい。」と、自分の本心を話すといつものように反対の事をするであろうという事で、そうすれば川の側には埋めないであろうと思ってお父さんは息子の蛙に言ったそうだ。そうしたらば、こうだったそうだよ。父親が死んだので、その時は反対の事はせずに、親孝行するつもりでいるものだから、川の側に親を埋めたそうだ。雨蛙はあまのじゃくだったので、アマガクーと付けられたそうだ。川の側に埋めなさいと言うと、葬らないだろうと父親は思って彼にそう言ったら、川の側に葬ってあったそうだ。その時は反対のことはしないで、(言われた通り)川の側に送ったそうだ。それからというもの、雨の降りそうな時、雨蛙はガーク、ガークと鳴くそうだよ。雨が降りそうになると「私のお父さん、お父さーん。」と鳴くようになったのでアマガクと言われるようになったそうだよ。
全体の記録時間数 2:01
物語の時間数 2:00
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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