やっぱり、兄弟二人はねー、もう大変仲が悪かったそうだ。仲が悪くて金も貸さなければ、食べ物についても兄とは仲が悪くつきあいもなかったそうだ。しかし常日頃の仲は、他人や友達ともういい仲だったそうだ。そうだったそうだがいざという時には‥‥。「私は人を殺してしまったので、片付けてくれないか。」と友達の家に行ったらね。「ああ、それは私には出来ない。」と言って、もう常日頃はいい友達、食べたり金を貸したり大変よくつきあっているが、「その事なら、もう私には出来ない。」と断わった。「ああ、そうか。」と。それでもう、平生は仲の悪い兄弟なんだが、泣く泣く自分の肉親のところへ折れて行くとね。「それなら、それを早く片付けなければいけない。」と、それで、もう自分の兄弟なんだから、弟は泣く泣くに(お願いに行くと)兄が片付けて一緒に見てみると、人間ではなくウナギだったそうだ。それで、その後からは「指はどこに折れるんだ。後に折れることがあるか。」「肉は切っても切ってもまたもとどおり寄り合う。」等と言われているようにこれからの例え話なんだそうだ。
| レコード番号 | 47O372412 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C105 |
| 決定題名 | 兄弟の仲直り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 屋良ムルチのウナギの話 |
| 話者名 | 松田長秀 |
| 話者名かな | まつだちょうしゅう |
| 生年月日 | 19091127 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村高志保 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第15班 |
| 元テープ番号 | 読谷村高志保T04B06 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 話の多くは八幡製作所にいる時、宿舎から工場へ行き来する時に瀬名波の人から聞いた。 |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 兄弟,大変仲が悪い,友達,人を殺した,ウナギ |
| 梗概(こうがい) | やっぱり、兄弟二人はねー、もう大変仲が悪かったそうだ。仲が悪くて金も貸さなければ、食べ物についても兄とは仲が悪くつきあいもなかったそうだ。しかし常日頃の仲は、他人や友達ともういい仲だったそうだ。そうだったそうだがいざという時には‥‥。「私は人を殺してしまったので、片付けてくれないか。」と友達の家に行ったらね。「ああ、それは私には出来ない。」と言って、もう常日頃はいい友達、食べたり金を貸したり大変よくつきあっているが、「その事なら、もう私には出来ない。」と断わった。「ああ、そうか。」と。それでもう、平生は仲の悪い兄弟なんだが、泣く泣く自分の肉親のところへ折れて行くとね。「それなら、それを早く片付けなければいけない。」と、それで、もう自分の兄弟なんだから、弟は泣く泣くに(お願いに行くと)兄が片付けて一緒に見てみると、人間ではなくウナギだったそうだ。それで、その後からは「指はどこに折れるんだ。後に折れることがあるか。」「肉は切っても切ってもまたもとどおり寄り合う。」等と言われているようにこれからの例え話なんだそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:58 |
| 物語の時間数 | 2:58 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |