高志保城の話(共通語)

概要

高志保部落は今からおよそ四百四、五十年前に出来たと、私達は思っているが、どうしてそう言うのかということは(はっきりしない。)高志保に根人という屋号があるが、その根人の人が、昔、護佐丸城(座喜味城)造る時に、そこの土地の主で、屋敷の当番、地当だったという話を聞いた。その人はここにいたという話。それで火の神はその人が作ったという話である。そうすると、その人が元祖なのだろうか。しかし、元祖はイリヘンサジぐゎーたがね。現在根人というのは残っていない。屋敷は、根人の屋敷だったと分かっているが、その方が何処へ行ったかは不明である。昔の話だが、高志保部落の名は、最初は、マチチカサ、ウチトウマイとなって、それからタカムチという部落俳名に変わっていった。現在は高志保になっている。その字から考えると、まず、マチチカサ、ウチトウマイというのは、昔、城を造ると、その周辺を町と考えて、マチシチヤという言葉もあったということである。またマチシチヤという言葉は按司から授かったという話も聞いている。そうすると、その地頭、地当だった人は、やっぱりマチチカサという言葉をとって、高志保は城のそぱにあるので、マチチカサ、ウチトウマイと付けたのであろうか。またもうひとつは、字から考えると、那覇のそばにあるウチトウマイの字をとったのか、ウチグサだったのかと考えるが、そこらへんははっきりしていない。現在、部落に証拠も残ってないので、残念に思っていますが。今のところ、高志保部落の根所はイリヘンサジぐゎーというところだが、そのイリヘンサジぐゎーが昔からの根所で、イリヘンサジぐゎーに根元は残っているようですが、拝所を造った人は、イリヘンサジぐゎーにいらっしやる御元祖、その人が拝所を作ったということで、崇めているそうですが、それは間違いありません。またこの部落に人が住みついたとすると、水がなければ人間は生活できない。それ一で御嶽はイリヘンサジぐゎーが作ったので、水は安富祖一門が考えたという伝え話を先輩の方々から聞きました。そうだと思います。水は、安冨祖一門が拝んでから他の人達は拝むので、井戸は確かに安冨祖一門が造ったと、私達の先輩から聞かされているので、なるほどそうだねということです。まず、字の根所というのが、根人といっても何なのかとはっきりしない。拝所については、メンデイラ、クシデイラ、それから寺い神、大明神、不動、地の神というふうに、残っているが、拝所、拝所ははっきりしている。

再生時間:12:28

民話詳細DATA

レコード番号 47O372400
CD番号 47O37C104
決定題名 高志保城の話(共通語)
話者がつけた題名 高志保部落の村建て
話者名 大城重輝
話者名かな おおしろじゅうき
生年月日 19080220
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19770222
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第15班
元テープ番号 読谷村高志保T04A06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情 先輩達から聞いた。
文字化資料
キーワード 高志保部落,根人,護佐丸城,元祖はイリヘンサジぐゎー,マチチカサ,ウチトウマイ,タカムチ,高志保部落の根所はイリヘンサジぐゎー,イリヘンサジぐゎーが拝所,水は安富祖一門
梗概(こうがい) 高志保部落は今からおよそ四百四、五十年前に出来たと、私達は思っているが、どうしてそう言うのかということは(はっきりしない。)高志保に根人という屋号があるが、その根人の人が、昔、護佐丸城(座喜味城)造る時に、そこの土地の主で、屋敷の当番、地当だったという話を聞いた。その人はここにいたという話。それで火の神はその人が作ったという話である。そうすると、その人が元祖なのだろうか。しかし、元祖はイリヘンサジぐゎーたがね。現在根人というのは残っていない。屋敷は、根人の屋敷だったと分かっているが、その方が何処へ行ったかは不明である。昔の話だが、高志保部落の名は、最初は、マチチカサ、ウチトウマイとなって、それからタカムチという部落俳名に変わっていった。現在は高志保になっている。その字から考えると、まず、マチチカサ、ウチトウマイというのは、昔、城を造ると、その周辺を町と考えて、マチシチヤという言葉もあったということである。またマチシチヤという言葉は按司から授かったという話も聞いている。そうすると、その地頭、地当だった人は、やっぱりマチチカサという言葉をとって、高志保は城のそぱにあるので、マチチカサ、ウチトウマイと付けたのであろうか。またもうひとつは、字から考えると、那覇のそばにあるウチトウマイの字をとったのか、ウチグサだったのかと考えるが、そこらへんははっきりしていない。現在、部落に証拠も残ってないので、残念に思っていますが。今のところ、高志保部落の根所はイリヘンサジぐゎーというところだが、そのイリヘンサジぐゎーが昔からの根所で、イリヘンサジぐゎーに根元は残っているようですが、拝所を造った人は、イリヘンサジぐゎーにいらっしやる御元祖、その人が拝所を作ったということで、崇めているそうですが、それは間違いありません。またこの部落に人が住みついたとすると、水がなければ人間は生活できない。それ一で御嶽はイリヘンサジぐゎーが作ったので、水は安富祖一門が考えたという伝え話を先輩の方々から聞きました。そうだと思います。水は、安冨祖一門が拝んでから他の人達は拝むので、井戸は確かに安冨祖一門が造ったと、私達の先輩から聞かされているので、なるほどそうだねということです。まず、字の根所というのが、根人といっても何なのかとはっきりしない。拝所については、メンデイラ、クシデイラ、それから寺い神、大明神、不動、地の神というふうに、残っているが、拝所、拝所ははっきりしている。
全体の記録時間数 12:28
物語の時間数 12:28
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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