昔のの多幸山フェーレーについては、大先輩から聞いた話によると、この昔話にフェーレーが出ると言うことは、廃藩の世になってからのことである。首里や那覇の侍方が、生活に困ったので、田舎へ行って働くよりおいはぎになった方がよいとした。働かずにおいはぎになって、人の物を盗って楽しんだ方がよいと、ある悪巧みからやりはじめた二人の男がおった。だが一人は、気が弱く、しまいには「いつまでもこのようなことはしてはならん。もう真面目に生きてゆこう」と改心したが、他の一人は、あくまでも続けるとやった。後に、沖縄でもたいそう強い武士に出会い、その人の物を盗ろうとしたが、その武士に退治され、その武士の情けにによって、「あなたはいつまでも人の物を盗ってはいけないと。宝は私があげるので、今後は心をいれかえ、立ち直って生きて行きなさい」と、武士の情けによってその人は真面目に働くようになったという話。
| レコード番号 | 47O372394 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C104 |
| 決定題名 | 多幸山フェーレー(シマグチ) |
| 話者がつけた題名 | 多幸山フェーレー |
| 話者名 | 大城重輝 |
| 話者名かな | おおしろじゅうき |
| 生年月日 | 19080220 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村高志保 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第15班 |
| 元テープ番号 | 読谷村高志保T04A02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | んかし |
| 伝承事情 | 先輩達から聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集8高志保の民話 P150 |
| キーワード | 多幸山フェーレー,廃藩の世,首里や那覇,侍方,人の物を盗った |
| 梗概(こうがい) | 昔のの多幸山フェーレーについては、大先輩から聞いた話によると、この昔話にフェーレーが出ると言うことは、廃藩の世になってからのことである。首里や那覇の侍方が、生活に困ったので、田舎へ行って働くよりおいはぎになった方がよいとした。働かずにおいはぎになって、人の物を盗って楽しんだ方がよいと、ある悪巧みからやりはじめた二人の男がおった。だが一人は、気が弱く、しまいには「いつまでもこのようなことはしてはならん。もう真面目に生きてゆこう」と改心したが、他の一人は、あくまでも続けるとやった。後に、沖縄でもたいそう強い武士に出会い、その人の物を盗ろうとしたが、その武士に退治され、その武士の情けにによって、「あなたはいつまでも人の物を盗ってはいけないと。宝は私があげるので、今後は心をいれかえ、立ち直って生きて行きなさい」と、武士の情けによってその人は真面目に働くようになったという話。 |
| 全体の記録時間数 | 1:31 |
| 物語の時間数 | 1:31 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |