これは昔の由来記、言い伝え話だがね、昔、大金持ちの主人がね、苗代から種を引いて取って、一人当たり何十束といって割り当てて、担いで行けと言った。その人夫の中の一人はなまけ者であったらしい。なまけ者が考えて、「なにくそ!土と一緒に担いで行くよりは、植えた後に枯れようが根づこうが、自分のものではないから洗った方がよい。」と考えた。自分の物は洗ってから、担いで行って植えた。そうすると、皆が土と一緒に植えた苗よりも、洗った苗が良かったそうだ。それ以来稲苗は、洗った方が良いと言う事になっておるらしい。そういう話を聞かされたよ。
| レコード番号 | 47O372384 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C104 |
| 決定題名 | 稲穂の根洗い由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 苗代の由来記 |
| 話者名 | 山城英一 |
| 話者名かな | やましろえいいいち |
| 生年月日 | 19120113 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村高志保 |
| 記録日 | 19770222 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第11班 |
| 元テープ番号 | 読谷村高志保T03B09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 先輩達から聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集8高志保の民話 P98 |
| キーワード | 大金持ちの主人,苗代から種,なまけ者 |
| 梗概(こうがい) | これは昔の由来記、言い伝え話だがね、昔、大金持ちの主人がね、苗代から種を引いて取って、一人当たり何十束といって割り当てて、担いで行けと言った。その人夫の中の一人はなまけ者であったらしい。なまけ者が考えて、「なにくそ!土と一緒に担いで行くよりは、植えた後に枯れようが根づこうが、自分のものではないから洗った方がよい。」と考えた。自分の物は洗ってから、担いで行って植えた。そうすると、皆が土と一緒に植えた苗よりも、洗った苗が良かったそうだ。それ以来稲苗は、洗った方が良いと言う事になっておるらしい。そういう話を聞かされたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:10 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |