アカマタ婿入り(シマグチ)

概要

三月三日の浜下りの話、若者が友だち連れで遊んでいた。一人の美男子がいて、この美男子にある女が惚れてしまった。この娘は、美男子を普通の人間と思って毎夜つき合っていた。しかし人々は、この男を疑った。「これは、人間ではない。」などとうわさしていたが、娘には美男子に見え、どこから見ても人間に見えた。毎夜つき合っていた。そして、妊娠してしまった。そこで、娘の家族が、その男の身元を確かめようとしたが、誰もその男の正体を確かめられなくて、とうとう、ウーバーラに一杯入った芭蕉に、針をつけて、その男の髪に引っかけて、その男の行方を追って行くと、その男の行った先は、洞窟だった。「ああ、これはやっぱり人間ではなくて、アカマタだったのか。」とその男の正体が分かった。それから、娘の妊娠をなんとかしなくてはと思い、浜へ下りて、浜遊びをして、身を清めたらどうにかなると思って、浜遊びに出かけた。そして、浜辺でアカマターの子を肥桶の一杯堕ろしたという話を聞いた覚えだがね。それで女は皆、浜辺の砂を踏んだら、厄ばらいになるといって、三月三日に必らず、浜で遊んで厄ばらいする習いになったという事をすこし知っていた。

再生時間:1:42

民話詳細DATA

レコード番号 47O372378
CD番号 47O37C104
決定題名 アカマタ婿入り(シマグチ)
話者がつけた題名 アカマタ婿入り
話者名 大城ウサ
話者名かな おおしろうさ
生年月日 19000710
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19770222
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第11班
元テープ番号 読谷村高志保T03B03
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集8高志保の民話 P17
キーワード 三月三日,浜下り,美男子,女が惚れた,妊娠,芭蕉に針,男の髪,アカマタ,アカマターの子,厄ばらい
梗概(こうがい) 三月三日の浜下りの話、若者が友だち連れで遊んでいた。一人の美男子がいて、この美男子にある女が惚れてしまった。この娘は、美男子を普通の人間と思って毎夜つき合っていた。しかし人々は、この男を疑った。「これは、人間ではない。」などとうわさしていたが、娘には美男子に見え、どこから見ても人間に見えた。毎夜つき合っていた。そして、妊娠してしまった。そこで、娘の家族が、その男の身元を確かめようとしたが、誰もその男の正体を確かめられなくて、とうとう、ウーバーラに一杯入った芭蕉に、針をつけて、その男の髪に引っかけて、その男の行方を追って行くと、その男の行った先は、洞窟だった。「ああ、これはやっぱり人間ではなくて、アカマタだったのか。」とその男の正体が分かった。それから、娘の妊娠をなんとかしなくてはと思い、浜へ下りて、浜遊びをして、身を清めたらどうにかなると思って、浜遊びに出かけた。そして、浜辺でアカマターの子を肥桶の一杯堕ろしたという話を聞いた覚えだがね。それで女は皆、浜辺の砂を踏んだら、厄ばらいになるといって、三月三日に必らず、浜で遊んで厄ばらいする習いになったという事をすこし知っていた。
全体の記録時間数 1:42
物語の時間数 1:42
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

トップに戻る

TOP