亀甲墓偽装(共通語)

概要

唐船よ、唐からの使いの船は東支那海を通り、那覇の町まで行ったそうだ。百姓は、今の亀甲墓というのは勝手には造られなかったそうです。それで、百姓は墓はほとんど海岸の方へ造ったが、金持ちは、部落近くに造ったそうである。そして、上の方は偽装して、モーガーラを植えたそうである。今でもモーガーラが植えられた亀甲墓があるよ。「あれはどうしてかな。あんなにすばらしい亀甲墓にモーガラを植えるなんて。」と私達が聞いたら、草で偽装をしたということである。それで、年寄りのおじいさん達が私達に言うことには、昔、唐船が那覇の使い、琉球への使いのときは、東支那海を通ってきた。それで、百姓は亀甲墓を造ることもできなかった。それほど平民は奴隷扱いをされていたようである。

再生時間:1:33

民話詳細DATA

レコード番号 47O372312
CD番号 47O37C101
決定題名 亀甲墓偽装(共通語)
話者がつけた題名 亀甲墓を隠した話
話者名 知花ナへ
話者名かな ちばななへ
生年月日 19070130
性別
出身地 沖縄県読谷村高志保
記録日 19770222
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第14班
元テープ番号 読谷村高志保T02A14
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情 祖母が仕事の合間にお茶をのみながら聞かせてくれた。
文字化資料 読谷村民話資料集8高志保の民話 P167
キーワード 唐船,唐からの使いの船,那覇の町,百姓,亀甲墓,偽装
梗概(こうがい) 唐船よ、唐からの使いの船は東支那海を通り、那覇の町まで行ったそうだ。百姓は、今の亀甲墓というのは勝手には造られなかったそうです。それで、百姓は墓はほとんど海岸の方へ造ったが、金持ちは、部落近くに造ったそうである。そして、上の方は偽装して、モーガーラを植えたそうである。今でもモーガーラが植えられた亀甲墓があるよ。「あれはどうしてかな。あんなにすばらしい亀甲墓にモーガラを植えるなんて。」と私達が聞いたら、草で偽装をしたということである。それで、年寄りのおじいさん達が私達に言うことには、昔、唐船が那覇の使い、琉球への使いのときは、東支那海を通ってきた。それで、百姓は亀甲墓を造ることもできなかった。それほど平民は奴隷扱いをされていたようである。
全体の記録時間数 1:33
物語の時間数 1:33
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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