名護の親方という方は、何でも世の行く先までも分かっていたという方ですよ。そして、家を建築中にですね、十時、三時のお茶もなかった。もちろん茶うけもなかった。だから、大工さんも怒って、「もうこの人のものは逆柱建ててやれ。」といって、床の間に逆柱を建ててやった。でもあの方は、分かっていたわけです。もう家も完成してから、「あんた達が建てた柱は、逆さまに立ててあるから、あれをぬき換えて交換しなさい。」と言われた。それで、その柱を取るのに非常に困ったということである。そして、大工さん達は、万力(注2)を使って取っているんだから、もう家建てるよりもひどい目にあったということである。そしてその柱は交換した。今度は、落成の時に、それまでのお茶代、お茶菓子代を全部計算して、「あんた達にお茶飲ましたり、お茶菓子だしたりしても、あなた達の家庭にとっても何の得にもならないので、今まで出さなかったんだけど、そのお金はあげるから家に持って行きなさいということであった。
| レコード番号 | 47O372197 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C095 |
| 決定題名 | 名護親方(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 名護親方 |
| 話者名 | 福地祭考 |
| 話者名かな | ふくじさいこう |
| 生年月日 | 18960925 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村渡慶次 |
| 記録日 | 19840327 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡慶次T08B04 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P164 |
| キーワード | 名護の親方,家を建築,お茶,茶うけ,大工,床の間に逆柱,落成,お茶代,お茶菓子代 |
| 梗概(こうがい) | 名護の親方という方は、何でも世の行く先までも分かっていたという方ですよ。そして、家を建築中にですね、十時、三時のお茶もなかった。もちろん茶うけもなかった。だから、大工さんも怒って、「もうこの人のものは逆柱建ててやれ。」といって、床の間に逆柱を建ててやった。でもあの方は、分かっていたわけです。もう家も完成してから、「あんた達が建てた柱は、逆さまに立ててあるから、あれをぬき換えて交換しなさい。」と言われた。それで、その柱を取るのに非常に困ったということである。そして、大工さん達は、万力(注2)を使って取っているんだから、もう家建てるよりもひどい目にあったということである。そしてその柱は交換した。今度は、落成の時に、それまでのお茶代、お茶菓子代を全部計算して、「あんた達にお茶飲ましたり、お茶菓子だしたりしても、あなた達の家庭にとっても何の得にもならないので、今まで出さなかったんだけど、そのお金はあげるから家に持って行きなさいということであった。 |
| 全体の記録時間数 | 2:09 |
| 物語の時間数 | 2:09 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |