これは八重山にあるんです。恥うすい山といって舟浮にですね。八重山の西表に舟浮という島があるんですよ。それから祖納という島があります。その間に川があって、舟浮から船で、祖納に行くわけです。やっぱり男と女の話です。山があって、それぞれ両側から上り、山の天辺に待合所があったんでしょう。そこへ女が先に行ったのか。男が先に行ったか知らないけど、二人死んでいたようだ。心中したように恥ずかしい状態で死んでいたので、女も男もそこを〈沖縄のことばに恥も捨ててと言うことがあるでしょう。〉木の枝を折って被せてやった。それで恥うすい山と言うんです。そして、今でも、そこを通るとき、山道、山の中を通るのだが、その辺には木の枝を取ろうと思ってもない。そこを通るときはみんな木の枝を折って被せるわけです。往復歩いてもね。そして、夕方通るときでも、そこに木の枝がないときは山奥で探してきて、投げてやらないと、夢にまで見て寝られないということです。
| レコード番号 | 47O372187 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C094 |
| 決定題名 | 恥うすい山(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 恥うすい山 |
| 話者名 | 福地祭考 |
| 話者名かな | ふくじさいこう |
| 生年月日 | 18960925 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村渡慶次 |
| 記録日 | 19840321 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡慶次T08A01 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P140 |
| キーワード | 八重山,恥うすい山,舟浮,祖納,男女の話,二人死んだ,心中,木の枝 |
| 梗概(こうがい) | これは八重山にあるんです。恥うすい山といって舟浮にですね。八重山の西表に舟浮という島があるんですよ。それから祖納という島があります。その間に川があって、舟浮から船で、祖納に行くわけです。やっぱり男と女の話です。山があって、それぞれ両側から上り、山の天辺に待合所があったんでしょう。そこへ女が先に行ったのか。男が先に行ったか知らないけど、二人死んでいたようだ。心中したように恥ずかしい状態で死んでいたので、女も男もそこを〈沖縄のことばに恥も捨ててと言うことがあるでしょう。〉木の枝を折って被せてやった。それで恥うすい山と言うんです。そして、今でも、そこを通るとき、山道、山の中を通るのだが、その辺には木の枝を取ろうと思ってもない。そこを通るときはみんな木の枝を折って被せるわけです。往復歩いてもね。そして、夕方通るときでも、そこに木の枝がないときは山奥で探してきて、投げてやらないと、夢にまで見て寝られないということです。 |
| 全体の記録時間数 | 2:30 |
| 物語の時間数 | 2:30 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |