普天間権現由来(共通語)

概要

普天間にあった話です。ある家に、とっても美人の女がいたそうです。姉妹もたくさんいて、ある姉妹の中の一人が外に出たら、石油を売っている商売人が歩いていた。この石油商売人が、「ああ、その娘さんきれいだね。」と言ったら、「えー私より私の姉さんは美しいよ。」と言ったら、「そう、あんたよりも美しいかね。」と言った。そして、石油を売ることを口実に入ってきた。この家の門まで入ったわけである。そして合図をしたら、この美人の娘は芭蕉を紡いでいたそうだ。布を織る芭蕉を紡いでいたから、立って出てきたら、この人に見られたから、「どうしよう、もう人に見られてしまった。」と言うて、この芭蕉をこのままつかんだまま、大急ぎであの壕の中に入って行ってしまった。この家では、もうどこに行ったものかと迷い、この芭蕉をさとっていった。芭蕉といったら糸さあね。この糸をさとって行ったら、この穴の中に入ってしまってもう先までは分からない。そして、この壕の中の神になったということで、ここの神を信じているわけです。ほんとに生きてこっちへ入って神になったわけだから、尊い所だということで信じているわけです。

再生時間:1:45

民話詳細DATA

レコード番号 47O372092
CD番号 47O37C090
決定題名 普天間権現由来(共通語)
話者がつけた題名 普天間権現由来
話者名 与那覇ハツ
話者名かな よなははつ
生年月日 19090810
性別
出身地 沖縄県読谷村渡慶次
記録日 19770816
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第10班
元テープ番号 読谷村渡慶次T05A04
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 老人の集まりで聞いた
文字化資料 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P173
キーワード 普天間,美人,石油売り,芭蕉,壕の中に入った,神
梗概(こうがい) 普天間にあった話です。ある家に、とっても美人の女がいたそうです。姉妹もたくさんいて、ある姉妹の中の一人が外に出たら、石油を売っている商売人が歩いていた。この石油商売人が、「ああ、その娘さんきれいだね。」と言ったら、「えー私より私の姉さんは美しいよ。」と言ったら、「そう、あんたよりも美しいかね。」と言った。そして、石油を売ることを口実に入ってきた。この家の門まで入ったわけである。そして合図をしたら、この美人の娘は芭蕉を紡いでいたそうだ。布を織る芭蕉を紡いでいたから、立って出てきたら、この人に見られたから、「どうしよう、もう人に見られてしまった。」と言うて、この芭蕉をこのままつかんだまま、大急ぎであの壕の中に入って行ってしまった。この家では、もうどこに行ったものかと迷い、この芭蕉をさとっていった。芭蕉といったら糸さあね。この糸をさとって行ったら、この穴の中に入ってしまってもう先までは分からない。そして、この壕の中の神になったということで、ここの神を信じているわけです。ほんとに生きてこっちへ入って神になったわけだから、尊い所だということで信じているわけです。
全体の記録時間数 1:45
物語の時間数 1:45
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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