雀孝行(方言)

概要

カーラヒジャー(川蝉)というのとね。又、クライー(雀)というのと、もうひとつは何という名であったか忘れてしまったけど、三羽だったんだがね。親が危篤で、もう息をひきとりそうになって、見守っているところに、クライー(雀)は、ボロ服を着て、すぐ飛んで来て親の臨終に間に合った。カーラヒジャー(川蝉)というのは、化粧をしようと時間がかかり、なかなか来ない。親をみとることもできなかった。もう一人もまた、自分が着飾ることに手間どり、臨終に間に合わなかった。それで、親の遺言では、クラー(雀)には、君は、親の最後をみとり、親孝行で立派だから倉の近くから歩きなさいよ。米倉の上から歩きなさい。カーラヒジャー(川蝉)は、冷たい川辺から歩きなさい。そしてもう一人は着飾ることに夢中になり、間に合わなかったから。〈これは、カーラヒジャーと、二人にしておいてね。鳥の名前を忘れてしまったのだから。)クラー(雀)は、親をみとって親孝行な者だから、いつも米倉の近くから歩きなさいね。と言われたんだって。また、カーラヒジャー(川蝉)はいつも寒さをして川辺から歩かせたんだって。親不孝者であったから。

再生時間:2:39

民話詳細DATA

レコード番号 47O372045
CD番号 47O37C088
決定題名 雀孝行(方言)
話者がつけた題名 雀孝行
話者名 山城ウシ
話者名かな やましろうし
生年月日 19021130
性別
出身地 沖縄県読谷村渡慶次
記録日 19770221
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第12班
元テープ番号 読谷村渡慶次T03A15
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 動物昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P1
キーワード カーラヒジャー,クライー,親が危篤,クライーはボロ服,親の臨終に間に合った,カーラヒジャーは化粧,臨終に間に合わなかった,親の遺言,クラーは親孝行,倉の近く,カーラヒジャーは川辺,親不孝者
梗概(こうがい) カーラヒジャー(川蝉)というのとね。又、クライー(雀)というのと、もうひとつは何という名であったか忘れてしまったけど、三羽だったんだがね。親が危篤で、もう息をひきとりそうになって、見守っているところに、クライー(雀)は、ボロ服を着て、すぐ飛んで来て親の臨終に間に合った。カーラヒジャー(川蝉)というのは、化粧をしようと時間がかかり、なかなか来ない。親をみとることもできなかった。もう一人もまた、自分が着飾ることに手間どり、臨終に間に合わなかった。それで、親の遺言では、クラー(雀)には、君は、親の最後をみとり、親孝行で立派だから倉の近くから歩きなさいよ。米倉の上から歩きなさい。カーラヒジャー(川蝉)は、冷たい川辺から歩きなさい。そしてもう一人は着飾ることに夢中になり、間に合わなかったから。〈これは、カーラヒジャーと、二人にしておいてね。鳥の名前を忘れてしまったのだから。)クラー(雀)は、親をみとって親孝行な者だから、いつも米倉の近くから歩きなさいね。と言われたんだって。また、カーラヒジャー(川蝉)はいつも寒さをして川辺から歩かせたんだって。親不孝者であったから。
全体の記録時間数 2:39
物語の時間数 2:39
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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