貴方達より、少し年上だっただろうね。それで、夫振岩とは何かと聞いてみた。夫婦になったが、夫は容姿が悪く妻はたいそうの美人だったので(夫を嫌っていた。)それで、親達が岩の方へ(女を)連れて行き置き去りにし、そこに男を行かしたらうまくいくだろうと考えた。「北風も当たるのに私一人ここにおいて……。」と、女は思った。男も岩へ行った。だんだんだんだん流れていったようだ。男は、自分の着ている〈丹前ではないよ。〉服を着せようとしたら、「(私は)要らない。貴方着けなさい。」と言った。「寒いからそうはいかない。」と話すが、「貴方の着物だのに。」と、(袖を)通そうとしないので、「それなら二人で一つ袖に通そう。」と、このように二人で着た。それから、(女が)「私は若いので、子ども心でそうしたので、もう今からはしないよ。二人は命ある限り良い夫婦になろうね、あひぐゎー。」という話を聞いたよ。
| レコード番号 | 47O371964 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C085 |
| 決定題名 | 夫振岩(方言) |
| 話者がつけた題名 | 夫振岩 |
| 話者名 | 山内カマ |
| 話者名かな | やまうちかま |
| 生年月日 | 19010410 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村渡慶次 |
| 記録日 | 19770221 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第9班 |
| 元テープ番号 | 読谷村渡慶次T01B21 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集7渡慶次の民話 P142 |
| キーワード | 夫振岩,夫は容姿が悪い,妻は美人,親達が岩に置き去り,二人で一つ袖 |
| 梗概(こうがい) | 貴方達より、少し年上だっただろうね。それで、夫振岩とは何かと聞いてみた。夫婦になったが、夫は容姿が悪く妻はたいそうの美人だったので(夫を嫌っていた。)それで、親達が岩の方へ(女を)連れて行き置き去りにし、そこに男を行かしたらうまくいくだろうと考えた。「北風も当たるのに私一人ここにおいて……。」と、女は思った。男も岩へ行った。だんだんだんだん流れていったようだ。男は、自分の着ている〈丹前ではないよ。〉服を着せようとしたら、「(私は)要らない。貴方着けなさい。」と言った。「寒いからそうはいかない。」と話すが、「貴方の着物だのに。」と、(袖を)通そうとしないので、「それなら二人で一つ袖に通そう。」と、このように二人で着た。それから、(女が)「私は若いので、子ども心でそうしたので、もう今からはしないよ。二人は命ある限り良い夫婦になろうね、あひぐゎー。」という話を聞いたよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:03 |
| 物語の時間数 | 1:03 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |