子供の寿命(方言)

概要

トーカチの話はね、ウマヌファの神とニーヌファの神が二人揃って碁を打っていた。ある子どもがそこを通って行くと、「この子は知恵があって、才能もあるが、命が短いね。」と言った。親も一緒だったのでしょうね。親がそっと聞いてしまって、「えっ!」とびっくりして、易者の所へ行ったようだ。易所の所へ行って、「そのようにおっしゃっていましたが。」と言うと、「それでは、御馳走を作って、また何月何日頃にはここにいらっしゃるはずだから碁を打つと思うので、御馳走を作って行きなさい。そこで碁を打っている間は御馳走を側に置いて、『取ってお上がり下さい。』と言い、その後は何も言わないようにしなさい。」と教えてくれた。 そのようにしたので、御馳走は取っては食べ食べして、碁を打って楽しんでいた。碁を打ち終ってから、そこに人もいたのかというふうな感じで、「あなたはここへ何しに来たか。」と聞くと、「実はこうこうで話をなさっていたので、それが分る人であれば、もう少しは命を延ばすことはできないものかと、お願いしに来ました。」と言った。それを聞いて、「はぁ、これは難かしいことだ。だがあなたは御馳走を持ってきて私に食べさせたので、八をくっつけてあげよう。」と、八を加えたらいいでしょうと言った。十八の上に八を加えると八十八になって、それから、米寿祝が始まったという話である。

再生時間:2:06

民話詳細DATA

レコード番号 47O371923
CD番号 47O37C083
決定題名 子供の寿命(方言)
話者がつけた題名 トーカチの話
話者名 新城平永
話者名かな あらしろへいえい
生年月日 19210305
性別
出身地 沖縄県読谷村宇座
記録日 19830222
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村宇座T12B01
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集6宇座の民話 P49
キーワード トーカチの話,ウマヌファの神,ニーヌファの神,碁打ち,子ども,知恵,才能,命が短い,易所,御馳走,十八の上に八,八十八,米寿祝
梗概(こうがい) トーカチの話はね、ウマヌファの神とニーヌファの神が二人揃って碁を打っていた。ある子どもがそこを通って行くと、「この子は知恵があって、才能もあるが、命が短いね。」と言った。親も一緒だったのでしょうね。親がそっと聞いてしまって、「えっ!」とびっくりして、易者の所へ行ったようだ。易所の所へ行って、「そのようにおっしゃっていましたが。」と言うと、「それでは、御馳走を作って、また何月何日頃にはここにいらっしゃるはずだから碁を打つと思うので、御馳走を作って行きなさい。そこで碁を打っている間は御馳走を側に置いて、『取ってお上がり下さい。』と言い、その後は何も言わないようにしなさい。」と教えてくれた。 そのようにしたので、御馳走は取っては食べ食べして、碁を打って楽しんでいた。碁を打ち終ってから、そこに人もいたのかというふうな感じで、「あなたはここへ何しに来たか。」と聞くと、「実はこうこうで話をなさっていたので、それが分る人であれば、もう少しは命を延ばすことはできないものかと、お願いしに来ました。」と言った。それを聞いて、「はぁ、これは難かしいことだ。だがあなたは御馳走を持ってきて私に食べさせたので、八をくっつけてあげよう。」と、八を加えたらいいでしょうと言った。十八の上に八を加えると八十八になって、それから、米寿祝が始まったという話である。
全体の記録時間数 2:06
物語の時間数 2:06
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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