十六日の始まり(共通語)

概要

ジュールクニチはね、とってもいい友だちが、先に死んだらしいですよね。昔はモーアシビーいうてあった時に、それから、もう、その友だちは、いつもその人の墓に通って、「いっしょにもう出て遊びなさい、遊びなさい。」言うてももう、死んだ人だから、何らしいんだな。そうしてからにね、「後生(ぐそー)は暗闇(くらしん)というけんど、ほんとに暗闇(くらしん)か、物は見えないか。」と言うたらしいですよ。そうしたからね、正月なんかは、昔は、こう重箱にお米入れて、炭(たん)も入れて、また昆布(くーぶ)結んでね。それの下に、七色の紙(かび)をなにしよったんですよね。そんで、それをその紙(かび)でね。あのまあ、あっちこっちから集めて、今のちょうちん言うんですかね。ちょうちんあれですね。あれを作ってね、その墓に持って行ってあげたらしいですよね。そんで、その時からね、「あんたらがね、この、ちょうちん作って来てくれた後はね。〈ちょうどうぶる月夜(ぢちゅー)言うたらうぶる月夜(ちちゅー)言うたらね。あの三日月があっちから上がってくるんでしょう。大きな月はあっちから上がってくるけど、おぼろ月夜(ちぢゅー)言うたら、少ししか明るくないですからね。〉おぼろ月みたようにだけは見える。」言うてね。言うたらしいですよ。あれからね、あれからもう、十六日(じゅうるくにち)のミーサの人はね、親戚の人がね、ちょうちん作って、その墓に持って行くらしいですよ。その話を聞いたんですけんど。

再生時間:2:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O371897
CD番号 47O37C082
決定題名 十六日の始まり(共通語)
話者がつけた題名 十六日の始まり
話者名 山内テル
話者名かな やまうちてる
生年月日 19051227
性別
出身地 沖縄県読谷村宇座
記録日 19830316
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村宇座T11B12
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説、 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集6宇座の民話 P261
キーワード ジュールクニチ,友だちが先に死んだ,モーアシビー,墓,後生は暗闇,正月,重箱にお米と炭と昆布,七色の紙,ちょうちん,月夜,十六日のミーサ
梗概(こうがい) ジュールクニチはね、とってもいい友だちが、先に死んだらしいですよね。昔はモーアシビーいうてあった時に、それから、もう、その友だちは、いつもその人の墓に通って、「いっしょにもう出て遊びなさい、遊びなさい。」言うてももう、死んだ人だから、何らしいんだな。そうしてからにね、「後生(ぐそー)は暗闇(くらしん)というけんど、ほんとに暗闇(くらしん)か、物は見えないか。」と言うたらしいですよ。そうしたからね、正月なんかは、昔は、こう重箱にお米入れて、炭(たん)も入れて、また昆布(くーぶ)結んでね。それの下に、七色の紙(かび)をなにしよったんですよね。そんで、それをその紙(かび)でね。あのまあ、あっちこっちから集めて、今のちょうちん言うんですかね。ちょうちんあれですね。あれを作ってね、その墓に持って行ってあげたらしいですよね。そんで、その時からね、「あんたらがね、この、ちょうちん作って来てくれた後はね。〈ちょうどうぶる月夜(ぢちゅー)言うたらうぶる月夜(ちちゅー)言うたらね。あの三日月があっちから上がってくるんでしょう。大きな月はあっちから上がってくるけど、おぼろ月夜(ちぢゅー)言うたら、少ししか明るくないですからね。〉おぼろ月みたようにだけは見える。」言うてね。言うたらしいですよ。あれからね、あれからもう、十六日(じゅうるくにち)のミーサの人はね、親戚の人がね、ちょうちん作って、その墓に持って行くらしいですよ。その話を聞いたんですけんど。
全体の記録時間数 2:02
物語の時間数 2:02
言語識別 共通語
音源の質
テープ番号
予備項目1

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