恩納ナビー(共通語混)

概要

恩納ナビが十五の時に詠んだ歌、「去年と変わって、恩納村の道の両側には 松の並木ができてまことにみごとである(注2)。」と詠んだ。ですからこれは元旦の嘉例の歌とされた。蔡温が松並木を植えさせた話であるが、ずっと比謝から喜名馬場まで大きな松並木があった。今は戦争の為無くなってしまったが、そこで恩納村もそのように道の両側に大きな松並木が生えていたそうだが、それにたとえて歌をつくった。「去年と変わって恩納村の道の両側には 松の並木ができてまことにみごとである。」(去年より非常にきれいになったという意味だね。)そして恩納ナビが亡くなってからかどうか分らないが、三味線の大家が言うことに、「そうではない、これはこういう意味だ。」と、それぞれ考え方が異なっていた。ある人が言うに、恩納ナビが十五才の時歌った歌なんだよと。その人はおもしろい人だったのでしょうね。冗談まじりに言った。どうしてかというと、恩納ナビが、オシッコしながら自分のものをうつむいて見たそうだ。すると毛が生え始めていたようだ。それで道をはさんで松が、中道はさんで両わきに生えていたので、「それを見て作った歌だよ。それにたとえて歌ったわけだ。十五に作った歌だよ。」と言った。アハッハと笑いながら、「そうでもある、当たっている。」というふうに「もうそういうことにしよう、お前がそういうのならそのようにしておこう。それはほんとうは違うはずだがそうしておこう。」と冗談を言い合い、十五才に作った歌になったようだ。その時から昔は十六才になるとキーミー十六と言われるようになった。

再生時間:2:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O371764
CD番号 47O37C076
決定題名 恩納ナビー(共通語混)
話者がつけた題名 恩納ナビー
話者名 新城平永
話者名かな あらしろへいえい
生年月日 19210305
性別
出身地 沖縄県読谷村宇座
記録日 19830216
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村宇座T07B07
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集6宇座の民話 P295
キーワード 恩納ナビ,元旦の嘉例の歌,蔡温,松並木,比謝から喜名馬場,松並木,キーミー十六
梗概(こうがい) 恩納ナビが十五の時に詠んだ歌、「去年と変わって、恩納村の道の両側には 松の並木ができてまことにみごとである(注2)。」と詠んだ。ですからこれは元旦の嘉例の歌とされた。蔡温が松並木を植えさせた話であるが、ずっと比謝から喜名馬場まで大きな松並木があった。今は戦争の為無くなってしまったが、そこで恩納村もそのように道の両側に大きな松並木が生えていたそうだが、それにたとえて歌をつくった。「去年と変わって恩納村の道の両側には 松の並木ができてまことにみごとである。」(去年より非常にきれいになったという意味だね。)そして恩納ナビが亡くなってからかどうか分らないが、三味線の大家が言うことに、「そうではない、これはこういう意味だ。」と、それぞれ考え方が異なっていた。ある人が言うに、恩納ナビが十五才の時歌った歌なんだよと。その人はおもしろい人だったのでしょうね。冗談まじりに言った。どうしてかというと、恩納ナビが、オシッコしながら自分のものをうつむいて見たそうだ。すると毛が生え始めていたようだ。それで道をはさんで松が、中道はさんで両わきに生えていたので、「それを見て作った歌だよ。それにたとえて歌ったわけだ。十五に作った歌だよ。」と言った。アハッハと笑いながら、「そうでもある、当たっている。」というふうに「もうそういうことにしよう、お前がそういうのならそのようにしておこう。それはほんとうは違うはずだがそうしておこう。」と冗談を言い合い、十五才に作った歌になったようだ。その時から昔は十六才になるとキーミー十六と言われるようになった。
全体の記録時間数 2:52
物語の時間数 2:52
言語識別 共通語混
音源の質
テープ番号
予備項目1

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