十二支由来(方言)

概要

あれは、子・丑・寅はね、猫が入っていないというのはね、鼠の作戦だったらしい。「この野郎は、私らばかり、みんな追いちらすから、これは(猫は)入れてはならない。」と言ってね。初めは、入れるはずだったらしいんだが。そうだったが、鼠が牛の角に下がって、〈牛はここに角があるでしょう〉、ここに潜りこんでいって、そうして、牛の角をかじりながら、歯も磨きながら、しがみついていた。〈牛は、昔の牛はね、よく鼠にかじられたもんだ。(角が)短かくなるくらいかじったもんだ。〉それで、「明日はそれが決まるんだから。」といって、夜のうちに牛の頭にしがみついて、それで隠れて行ったわけだ。それで、これは十二しか採らず、十三ではないのでそれで牛は、先になって行ったのだがね。あそこで、あと一歩というときに、(鼠は)牛よりも先に、サッと飛びおりて、鼠は一番前になったので、子・丑・寅は、子から始まったんだって。鼠から。そして、猫は十三番目になったので、入りそびれたので、それから怒って、よけいに、「もうこの野郎は、逃がしてはならない。」といって、それで猫は、鼠を喰うということらしいよ。猫は十三番目になったので、すぐ切られたわけさ。

再生時間:1:52

民話詳細DATA

レコード番号 47O371753
CD番号 47O37C076
決定題名 十二支由来(方言)
話者がつけた題名 十二支由来
話者名 新城平永
話者名かな あらしろへいえい
生年月日 19210305
性別
出身地 沖縄県読谷村宇座
記録日 19830215
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村宇座T07A11
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 動物昔話、 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集6宇座の民話 P1
キーワード 子・丑・寅,猫が入っていない,鼠の作戦,牛の角,鼠は一番前,猫は十三番目
梗概(こうがい) あれは、子・丑・寅はね、猫が入っていないというのはね、鼠の作戦だったらしい。「この野郎は、私らばかり、みんな追いちらすから、これは(猫は)入れてはならない。」と言ってね。初めは、入れるはずだったらしいんだが。そうだったが、鼠が牛の角に下がって、〈牛はここに角があるでしょう〉、ここに潜りこんでいって、そうして、牛の角をかじりながら、歯も磨きながら、しがみついていた。〈牛は、昔の牛はね、よく鼠にかじられたもんだ。(角が)短かくなるくらいかじったもんだ。〉それで、「明日はそれが決まるんだから。」といって、夜のうちに牛の頭にしがみついて、それで隠れて行ったわけだ。それで、これは十二しか採らず、十三ではないのでそれで牛は、先になって行ったのだがね。あそこで、あと一歩というときに、(鼠は)牛よりも先に、サッと飛びおりて、鼠は一番前になったので、子・丑・寅は、子から始まったんだって。鼠から。そして、猫は十三番目になったので、入りそびれたので、それから怒って、よけいに、「もうこの野郎は、逃がしてはならない。」といって、それで猫は、鼠を喰うということらしいよ。猫は十三番目になったので、すぐ切られたわけさ。
全体の記録時間数 1:52
物語の時間数 1:52
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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