モーイ親方 嫁釣り(方言)

概要

もうバカ者であったので、縁組してある女の親が、「モーイ、来なさい。」と呼んだので、「はい」と、「お前を聟にして、私の娘をお前に嫁がせようと思っていたが、お前は馬鹿者なのでお前の妻にはさせん。」と言ったので、「あっそうですか。」と。 〈昔は、このような士族の家ならばヤージョーといって瓦門があったよ。その軒に登って〉瓦門の上に登って、許婚者の父親が、モーイの家から出て行こうとすると、首に鉤をひっかけた。「離しなさい。モーイ」と言うと、「あ、かけてある縁、鉤がはずれることはない、もうそのままにしておきましょう。」と言って、モーイはかけたままずっとひっぱっていった。父親は、「妻にさせないと言ったのは、私が悪かった。妻にさせるので、その鉤を離しなさい。」とあやまった。「確かに私の嫁にさせるね。」「させる。」そう言ったので、鉤を離したそうだ。

再生時間:1:20

民話詳細DATA

レコード番号 47O371728
CD番号 47O37C074
決定題名 モーイ親方 嫁釣り(方言)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 山内実
話者名かな やまうちみのる
生年月日 19010606
性別
出身地 沖縄県読谷村宇座
記録日 19770813
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第16班
元テープ番号 読谷村宇座T05B05
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集6宇座の民話 P149
キーワード バカ者,縁組,お前の妻にはさせん,許婚者の父親,首に鉤をひっかけた
梗概(こうがい) もうバカ者であったので、縁組してある女の親が、「モーイ、来なさい。」と呼んだので、「はい」と、「お前を聟にして、私の娘をお前に嫁がせようと思っていたが、お前は馬鹿者なのでお前の妻にはさせん。」と言ったので、「あっそうですか。」と。 〈昔は、このような士族の家ならばヤージョーといって瓦門があったよ。その軒に登って〉瓦門の上に登って、許婚者の父親が、モーイの家から出て行こうとすると、首に鉤をひっかけた。「離しなさい。モーイ」と言うと、「あ、かけてある縁、鉤がはずれることはない、もうそのままにしておきましょう。」と言って、モーイはかけたままずっとひっぱっていった。父親は、「妻にさせないと言ったのは、私が悪かった。妻にさせるので、その鉤を離しなさい。」とあやまった。「確かに私の嫁にさせるね。」「させる。」そう言ったので、鉤を離したそうだ。
全体の記録時間数 1:20
物語の時間数 1:20
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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