昔ですね、六十になれば姥捨て山といって連れて行って捨てたそうです。子どもが親を、で、捨ててしたもんだからして。この、それも難題ですね。いわゆる沖縄の場合は、鹿児島、島津の方から難題もちかけて、灰縄(あくちな)御用(ぐゆう)というのがあってね、一名灰縄御用ですよ。灰縄御用。燃やした灰で縄を綯(ぬ)ってきなさいという、灰縄御用のこと。で、くぬ灰縄御用の話で、このおばあさんを捨てに行くときにですね、子どもがおぶって捨てに行くんだから姥捨て山に、このおばあさんは山の中に入ってないから、子どもにおんぶされているもんだから、木の葉をですね、葉をちぎって落として行ったそうですがね、道に。これどういったせいかは分りませんけれどもね、とにかくそういうふうにしたと。それで、このおばあさんが、まだ姥捨て山で元気でおったときにですね、灰縄御用といって、何か、命が出たわけですね、島津から、この灰縄御用とは、灰で縄を綯(ぬ)ってきなさい、ということだから非常にむつかしく当時のなかなかできなかったらしいですね、そしておばあさんがね、その子が非常に困ったというふうなことで、おばあさんに話したら、いちばんそれを容易いことだと、どういうふうに容易いかと言って、あの子どもが聞いたら、縄を綯(ぬ)って、縄を綯って、この縄を焼いてですね、焼いて持って行けば綯(な)った縄になっておるから灰で縄を綯(ぬ)ったことになるでしょう。このことを言っているんじゃないですか。
| レコード番号 | 47O371694 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C073 |
| 決定題名 | 姥捨て山 難題 柴折り(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 姥捨て山 |
| 話者名 | 山内昌助 |
| 話者名かな | やまうちしょうすけ |
| 生年月日 | 19081112 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村宇座 |
| 記録日 | 19770813 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第12班 |
| 元テープ番号 | 読谷村宇座T04B13 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | むかしね |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 六十,姥捨て山,難題,沖縄,鹿児島,島津,灰縄御用,おばあさん,木の葉, |
| 梗概(こうがい) | 昔ですね、六十になれば姥捨て山といって連れて行って捨てたそうです。子どもが親を、で、捨ててしたもんだからして。この、それも難題ですね。いわゆる沖縄の場合は、鹿児島、島津の方から難題もちかけて、灰縄(あくちな)御用(ぐゆう)というのがあってね、一名灰縄御用ですよ。灰縄御用。燃やした灰で縄を綯(ぬ)ってきなさいという、灰縄御用のこと。で、くぬ灰縄御用の話で、このおばあさんを捨てに行くときにですね、子どもがおぶって捨てに行くんだから姥捨て山に、このおばあさんは山の中に入ってないから、子どもにおんぶされているもんだから、木の葉をですね、葉をちぎって落として行ったそうですがね、道に。これどういったせいかは分りませんけれどもね、とにかくそういうふうにしたと。それで、このおばあさんが、まだ姥捨て山で元気でおったときにですね、灰縄御用といって、何か、命が出たわけですね、島津から、この灰縄御用とは、灰で縄を綯(ぬ)ってきなさい、ということだから非常にむつかしく当時のなかなかできなかったらしいですね、そしておばあさんがね、その子が非常に困ったというふうなことで、おばあさんに話したら、いちばんそれを容易いことだと、どういうふうに容易いかと言って、あの子どもが聞いたら、縄を綯(ぬ)って、縄を綯って、この縄を焼いてですね、焼いて持って行けば綯(な)った縄になっておるから灰で縄を綯(ぬ)ったことになるでしょう。このことを言っているんじゃないですか。 |
| 全体の記録時間数 | 3:09 |
| 物語の時間数 | 3:09 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |