天人女房(方言)

概要

「国の始まりは銘苅国 川の始まりは銘苅川 畑の見回りのふりして川に下り 川辺に立ち 髪の毛が流れてくるのを ふしぎに思いじっと見つめ 川上に立つミヤラビよ どうしてここで水浴みするのでしょう 私はミヤラビではありません 天のものですが 時々ここに降りて浴びています。」それから、その飛衣を銘苅子が取り、隠して、家に一緒に連れて行った。飛衣がないことには上がることもできない。そして米倉の下に銘苅子はそれを埋めた。そうしているうちに、妻にしたいと思うようになった。「煙草一吹きでなだめ 煙草二吹きで縁を結び 煙草三吹きで妻心。」それからその人のために尽くしたのでもう妻になり、男の子をふたり生んだ。ある日、上の子が子守りしていた。弟をおぶって守りながら、子守りをしながら、「ヨイヨイヨイ 泣くなヨイ 泣くなヨイ 泣かなければあなたにあげよう おかあさんの着物 私は見たよ 米倉の下に隠してあるのを見たよ 泣かなければそれをお前に着せてあげよう。」と、子守りしながら歌った。母親はそれを聞いて、「私は天に上がって行かねばならない。」その子の言うのを聞いて、すぐその飛衣を米倉の下から取って飛んで行ってしまった。

再生時間:1:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O371464
CD番号 47O37C064
決定題名 天人女房(方言)
話者がつけた題名 世の始まり
話者名 宮城正栄
話者名かな きやぎせいえい
生年月日 19001025
性別
出身地 沖縄県読谷村儀間
記録日 19811121
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村儀間T10B08
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料
キーワード 国の始まりは銘苅国,川の始まりは銘苅川,畑の見回り,髪の毛,ミヤラビ,天のもの,飛衣,銘苅子,米倉の下,夫婦,男の子を二人,子守り
梗概(こうがい) 「国の始まりは銘苅国 川の始まりは銘苅川 畑の見回りのふりして川に下り 川辺に立ち 髪の毛が流れてくるのを ふしぎに思いじっと見つめ 川上に立つミヤラビよ どうしてここで水浴みするのでしょう 私はミヤラビではありません 天のものですが 時々ここに降りて浴びています。」それから、その飛衣を銘苅子が取り、隠して、家に一緒に連れて行った。飛衣がないことには上がることもできない。そして米倉の下に銘苅子はそれを埋めた。そうしているうちに、妻にしたいと思うようになった。「煙草一吹きでなだめ 煙草二吹きで縁を結び 煙草三吹きで妻心。」それからその人のために尽くしたのでもう妻になり、男の子をふたり生んだ。ある日、上の子が子守りしていた。弟をおぶって守りながら、子守りをしながら、「ヨイヨイヨイ 泣くなヨイ 泣くなヨイ 泣かなければあなたにあげよう おかあさんの着物 私は見たよ 米倉の下に隠してあるのを見たよ 泣かなければそれをお前に着せてあげよう。」と、子守りしながら歌った。母親はそれを聞いて、「私は天に上がって行かねばならない。」その子の言うのを聞いて、すぐその飛衣を米倉の下から取って飛んで行ってしまった。
全体の記録時間数 1:12
物語の時間数 1:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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