子供たちが、小さい(亀を)いたずらしていた。(浦島太郎は)それをかわいそうに思って、子供たちにお金をあげ、海へ逃がしてやった。それから二、三日後に大きな亀がやって来て、「龍宮はいい所だから案内します。」と浦島太郎を招いた。浦島太郎は亀に乗って龍宮という所へ案内された。そこでは、たいそうもてなされ、何もかも食べさせ、美しい乙姫たちと楽しく過ごした。そうしているうちに、人恋しくなってきた。もう浦島太郎は家に帰りたくなって、(乙姫たちに話をした。)「それなら、あなたにお土産がある。これはどんなことがあってもこの箱を開けるなよ。」と、娘たちは言った。玉手箱といって、その中には浦島太郎の年が込めてあったそうだ。この龍宮での一年は、人間の世界では、長いことになるそうだ。もう浦島太郎は、家に帰りたくて帰って来た。そうして島に着くと、「ここに浦島という所があったはずだが、あなたたちは知らないかね。」と聞くと、「話は聞いたことはあるんですが、そのおじいさんのことは昔のことだから分りません。」「そうか。」〈この世では一年ではなく、長いことになるから〉そんなわけで、浦島は乙姫たちが言ったことも忘れて玉手箱を開けてしまった。すると、たちまち白髪のおじいさんになったそうだ。
| レコード番号 | 47O371461 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C064 |
| 決定題名 | 浦島太郎(方言) |
| 話者がつけた題名 | 浦島太郎 |
| 話者名 | 宮城正栄 |
| 話者名かな | きやぎせいえい |
| 生年月日 | 19001025 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19811121 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T10B05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P48 |
| キーワード | 子供,小さい亀をいたずら,お金を,海へ逃がした,二、三日後に大きな亀,龍宮,浦島太郎を招いた,御馳走,美しい乙姫,お土産,玉手箱,浦島太郎の年,白髪のおじいさん |
| 梗概(こうがい) | 子供たちが、小さい(亀を)いたずらしていた。(浦島太郎は)それをかわいそうに思って、子供たちにお金をあげ、海へ逃がしてやった。それから二、三日後に大きな亀がやって来て、「龍宮はいい所だから案内します。」と浦島太郎を招いた。浦島太郎は亀に乗って龍宮という所へ案内された。そこでは、たいそうもてなされ、何もかも食べさせ、美しい乙姫たちと楽しく過ごした。そうしているうちに、人恋しくなってきた。もう浦島太郎は家に帰りたくなって、(乙姫たちに話をした。)「それなら、あなたにお土産がある。これはどんなことがあってもこの箱を開けるなよ。」と、娘たちは言った。玉手箱といって、その中には浦島太郎の年が込めてあったそうだ。この龍宮での一年は、人間の世界では、長いことになるそうだ。もう浦島太郎は、家に帰りたくて帰って来た。そうして島に着くと、「ここに浦島という所があったはずだが、あなたたちは知らないかね。」と聞くと、「話は聞いたことはあるんですが、そのおじいさんのことは昔のことだから分りません。」「そうか。」〈この世では一年ではなく、長いことになるから〉そんなわけで、浦島は乙姫たちが言ったことも忘れて玉手箱を開けてしまった。すると、たちまち白髪のおじいさんになったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:53 |
| 物語の時間数 | 1:53 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |