「七百貫物語を買わんかね。」と言われた。「ヘぇー、珍しいことだ、七百貫物語というのはどういうことかな。何々かな。」と聞くと、「食べ物をくれたら気をつけよ、急がば回れ、意地が出たら手を引け。」である。不思議な話だ。そうして、ある村はずれの家へ行ってみた。すると、知らない家なんだが食べ物をくれたわけだ。その人は、食べた後から「食べ物をくれたら気をつけよ。」ということを思い出し、油断してはならんと、気がついた。そこの家の兄弟の一人が小便をしに行っている間、兄の方は包丁を研いでいたんだ。「『食べ物をくれたら気をつけよ』というのはこのことだ。と早く逃げねば。」と飛び出した。逃げていく途中(その家の)おいはぎは追っかけてきた。やはり、「急がば回れ」を思い出し、これに行くと近道、あれに行くと)遠回りになるがと考えた。そうして、「急がば回れ」だから、近道で行くと命があぶないと思い、遠まわりで行ったので命は助かったそうな。
| レコード番号 | 47O371458 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C064 |
| 決定題名 | 話千両(方言) |
| 話者がつけた題名 | 急がば廻れ |
| 話者名 | 宮城正栄 |
| 話者名かな | きやぎせいえい |
| 生年月日 | 19001025 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19811121 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T10B03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P175 |
| キーワード | 七百貫物語,食べ物をくれたら気をつけよ,急がば回れ,意地が出たら手を引け,兄は包丁を研いでいた,おいはぎ,命は助かった |
| 梗概(こうがい) | 「七百貫物語を買わんかね。」と言われた。「ヘぇー、珍しいことだ、七百貫物語というのはどういうことかな。何々かな。」と聞くと、「食べ物をくれたら気をつけよ、急がば回れ、意地が出たら手を引け。」である。不思議な話だ。そうして、ある村はずれの家へ行ってみた。すると、知らない家なんだが食べ物をくれたわけだ。その人は、食べた後から「食べ物をくれたら気をつけよ。」ということを思い出し、油断してはならんと、気がついた。そこの家の兄弟の一人が小便をしに行っている間、兄の方は包丁を研いでいたんだ。「『食べ物をくれたら気をつけよ』というのはこのことだ。と早く逃げねば。」と飛び出した。逃げていく途中(その家の)おいはぎは追っかけてきた。やはり、「急がば回れ」を思い出し、これに行くと近道、あれに行くと)遠回りになるがと考えた。そうして、「急がば回れ」だから、近道で行くと命があぶないと思い、遠まわりで行ったので命は助かったそうな。 |
| 全体の記録時間数 | 1:22 |
| 物語の時間数 | 1:22 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |