昔、親不孝な子どもがいたそうだよ。親が、「水を汲んで来なさい」と言うと、潮を汲んで来て、また、「潮を汲んで来なさい」と言うと、水を汲み、もう親の言うことには全部反対のことをしていた。しばらくして、親は病気になってしまった。「もうこの子には、裏からしか言えない」と思い、親は、「私が死んだら、川辺に埋めて、葬むってくれないか。」と言った。その子どもは、「生きている間は、親不孝をしたので、私は今度こそ、親の言うとおり川辺に親を葬むってあげよう。」と考えた。(親は亡くなり)言われたとおりに、葬むったわけだ。それから、その雨蛙(子ども)は、雨が降りそうになると、「もう私の親は流れてしまうよう。」と、心配して、あのようにカークー、カークー、鳴くそうだよ。そんな伝え話があって、よく聞かされたものだ。
| レコード番号 | 47O371409 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C062 |
| 決定題名 | 雨蛙不孝(方言) |
| 話者がつけた題名 | 雨蛙不孝 |
| 話者名 | 安仁屋ウシ |
| 話者名かな | あにやうし |
| 生年月日 | 19090311 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19811120 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T09A03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 動物昔話 |
| 発句(ほっく) | むかしやいびんよー |
| 伝承事情 | 父 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P6 |
| キーワード | 親不孝,水を汲んで来なさい,潮を汲んで来た,親と全部反対,親は病気,川辺に埋めて葬むってくれ,雨蛙,雨 |
| 梗概(こうがい) | 昔、親不孝な子どもがいたそうだよ。親が、「水を汲んで来なさい」と言うと、潮を汲んで来て、また、「潮を汲んで来なさい」と言うと、水を汲み、もう親の言うことには全部反対のことをしていた。しばらくして、親は病気になってしまった。「もうこの子には、裏からしか言えない」と思い、親は、「私が死んだら、川辺に埋めて、葬むってくれないか。」と言った。その子どもは、「生きている間は、親不孝をしたので、私は今度こそ、親の言うとおり川辺に親を葬むってあげよう。」と考えた。(親は亡くなり)言われたとおりに、葬むったわけだ。それから、その雨蛙(子ども)は、雨が降りそうになると、「もう私の親は流れてしまうよう。」と、心配して、あのようにカークー、カークー、鳴くそうだよ。そんな伝え話があって、よく聞かされたものだ。 |
| 全体の記録時間数 | 0:55 |
| 物語の時間数 | 0:55 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |