昔、支那に有名な画家がいたって。そこで、王様がね、(その人を)呼んで、金の展風に、「絵を描いてくれ。」と言われた。絵は描いて持って行ったが、その虎の絵には片方の目玉が入ってなかったそうだ。それを描いた有名な画家というのは、インゲンギラマーという人であったらしい。それでね、王様は怒った。「どうして、その虎には目玉は入ってないのか」と、たいそう怒ったようだ。「これに目玉を入れるとね、この屏風から(虎が)とび出てきて、貴方はかみつかれますよ。」と、(インゲンギラマーは)言った。すると、(王様は)「そういうことってあるかい、絵が人を喰うものか。今、入れなさい。」と言った。目玉を入れると同時に、その絵の虎が飛び出してきて、王様はかみつかれてしまった。それほどまでに絵の達者な偉い画家だったそうだ。
| レコード番号 | 47O371396 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C061 |
| 決定題名 | インゲンギラマー(方言) |
| 話者がつけた題名 | インゲンギラマー |
| 話者名 | 新垣小松 |
| 話者名かな | あらかきこまつ |
| 生年月日 | 19120205 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19811120 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T08B02 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 支那に有名な画家,王様,金の展風,虎に片方の目玉がない,インゲンギラマー,絵から虎が飛び出す |
| 梗概(こうがい) | 昔、支那に有名な画家がいたって。そこで、王様がね、(その人を)呼んで、金の展風に、「絵を描いてくれ。」と言われた。絵は描いて持って行ったが、その虎の絵には片方の目玉が入ってなかったそうだ。それを描いた有名な画家というのは、インゲンギラマーという人であったらしい。それでね、王様は怒った。「どうして、その虎には目玉は入ってないのか」と、たいそう怒ったようだ。「これに目玉を入れるとね、この屏風から(虎が)とび出てきて、貴方はかみつかれますよ。」と、(インゲンギラマーは)言った。すると、(王様は)「そういうことってあるかい、絵が人を喰うものか。今、入れなさい。」と言った。目玉を入れると同時に、その絵の虎が飛び出してきて、王様はかみつかれてしまった。それほどまでに絵の達者な偉い画家だったそうだ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:10 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |