恩納村(おんなそん)の久良波(くらは)ムラに屋号(やごう)、首里殿内(すんどぅんち)という宿屋があったそうです。首里(しゅり)や那覇(なは)から来ると、久良波(くらは)ムラ来たら日が暮れたそうです。すると、その近くの草刈りが、道の側(そば)で、「久良波首里殿内(くらはすんどぅんち)入(い)る人(ひと)やうしが 出(い)じる人(ひと)ぉうらん。」と歌ったそうです。すると、道中の首里(しゅり)から侍ふうの男が、その歌は理由(わけ)があると思って、草刈りから理由を聞きましたら、その侍がそんなら試してみようと思って、そこに泊まりました。すると、そこには若い長女がおったそうです。「その長女と一緒に眠なさい。」と言われて、眠(ね)ましたら。真夜中にその父は包丁を研ぎ。研ぎましたらこれは本当だねえと思って、その長女と所を変えて眠(ね)ると。眠静まった頃(ごろ)、自分の長女を殺してしまったという話。そこはニーシーきれて、(子孫も絶えて)今は屋号もない、屋敷ばかり残っているとの話。お天(てんと)の下では悪いことはできないのです。
| レコード番号 | 47O371281 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C055 |
| 決定題名 | 久良波首里殿内(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 久良波首里殿内 |
| 話者名 | 宮城トミ |
| 話者名かな | みやぎとみ |
| 生年月日 | 19031101 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村座喜味 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第14班 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T03B08 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P276 |
| キーワード | 恩納村,久良波ムラ,首里殿内,宿屋,草刈り,久良波首里殿内,若い長女,父は包丁を研ぎ,長女と寝床変え |
| 梗概(こうがい) | 恩納村(おんなそん)の久良波(くらは)ムラに屋号(やごう)、首里殿内(すんどぅんち)という宿屋があったそうです。首里(しゅり)や那覇(なは)から来ると、久良波(くらは)ムラ来たら日が暮れたそうです。すると、その近くの草刈りが、道の側(そば)で、「久良波首里殿内(くらはすんどぅんち)入(い)る人(ひと)やうしが 出(い)じる人(ひと)ぉうらん。」と歌ったそうです。すると、道中の首里(しゅり)から侍ふうの男が、その歌は理由(わけ)があると思って、草刈りから理由を聞きましたら、その侍がそんなら試してみようと思って、そこに泊まりました。すると、そこには若い長女がおったそうです。「その長女と一緒に眠なさい。」と言われて、眠(ね)ましたら。真夜中にその父は包丁を研ぎ。研ぎましたらこれは本当だねえと思って、その長女と所を変えて眠(ね)ると。眠静まった頃(ごろ)、自分の長女を殺してしまったという話。そこはニーシーきれて、(子孫も絶えて)今は屋号もない、屋敷ばかり残っているとの話。お天(てんと)の下では悪いことはできないのです。 |
| 全体の記録時間数 | 2:27 |
| 物語の時間数 | 2:27 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |