「国の始まりは銘苅国 川の始まりは銘苅川 畑の見回りのふりして川に下り 川辺に立ち 髪の毛が流れてくるのを ふしぎに思いじっと見つめ 川上に立つミヤラビよ どうしてここで水浴みするのでしょう 私はミヤラビではありません 天のものですが 時々ここに降りて浴びています。」それから、その飛衣を銘苅子が取り、隠して、家に一緒に連れて行った。飛衣がないことには上がることもできない。そして米倉の下に銘苅子はそれを埋めた。そうしているうちに、妻にしたいと思うようになった。「煙草一吹きでなだめ 煙草二吹きで縁を結び 煙草三吹きで妻心。」それからその人のために尽くしたのでもう妻になり、男の子をふたり生んだ。ある日、上の子が子守りしていた。弟をおぶって守りながら、子守りをしながら、「ヨイヨイヨイ 泣くなヨイ 泣くなヨイ 泣かなければあなたにあげよう おかあさんの着物 私は見たよ 米倉の下に隠してあるのを見たよ 泣かなければそれをお前に着せてあげよう。」と、子守りしながら歌った。母親はそれを聞いて、「私は天に上がって行かねばならない。」その子の言うのを聞いて、すぐその飛衣を米倉の下から取って飛んで行ってしまった。
| レコード番号 | 47O371264 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C055 |
| 決定題名 | 天人女房(方言) |
| 話者がつけた題名 | 銘苅子 |
| 話者名 | 宮城正栄 |
| 話者名かな | みやぎしょうえい |
| 生年月日 | 19070510 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第13班 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T03A11 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P80 |
| キーワード | 国の始まりは銘苅国,川の始まりは銘苅川,畑の見回り,髪の毛,ミヤラビ,天のもの,飛衣,銘苅子,米倉の下,夫婦,男の子を二人,子守り |
| 梗概(こうがい) | 「国の始まりは銘苅国 川の始まりは銘苅川 畑の見回りのふりして川に下り 川辺に立ち 髪の毛が流れてくるのを ふしぎに思いじっと見つめ 川上に立つミヤラビよ どうしてここで水浴みするのでしょう 私はミヤラビではありません 天のものですが 時々ここに降りて浴びています。」それから、その飛衣を銘苅子が取り、隠して、家に一緒に連れて行った。飛衣がないことには上がることもできない。そして米倉の下に銘苅子はそれを埋めた。そうしているうちに、妻にしたいと思うようになった。「煙草一吹きでなだめ 煙草二吹きで縁を結び 煙草三吹きで妻心。」それからその人のために尽くしたのでもう妻になり、男の子をふたり生んだ。ある日、上の子が子守りしていた。弟をおぶって守りながら、子守りをしながら、「ヨイヨイヨイ 泣くなヨイ 泣くなヨイ 泣かなければあなたにあげよう おかあさんの着物 私は見たよ 米倉の下に隠してあるのを見たよ 泣かなければそれをお前に着せてあげよう。」と、子守りしながら歌った。母親はそれを聞いて、「私は天に上がって行かねばならない。」その子の言うのを聞いて、すぐその飛衣を米倉の下から取って飛んで行ってしまった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:45 |
| 物語の時間数 | 1:45 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |