姥捨て山 難題(方言)

概要

六十歳になると、みんな土手下に、山に連れて行って捨てていた。そんなとき公儀から灰縄御用があった。「灰で綱が綯えるか。」とみんな揃っていろいろ吟味しても分らない。「誰にも分らないのであれば、それでは土手に捨てておいたお爺さんに聞いてみよう」と言って、習いに行くと、「馬鹿者たち。お前たちはその程度のことも知らないのか綱を綯って御膳の上に置き、火を付けて燃やしなさい。そうすると出来るよ。」と教えられたという話があるよ。それで御用は済んだ。御用を済ませると、今度はまたひとつ言いつけられて、「中島の大石で袴を作って持って来なさい」という御用があった。内地から、昔の薩摩の時代に。石で袴が出来るかといっていたが、それもまた年寄りに聞くと、「それでは、大和の細かい砂で糸を作って持って来させなさい。」と言って、相手を負かしたという話。

再生時間:1:35

民話詳細DATA

レコード番号 47O371251
CD番号 47O37C054
決定題名 姥捨て山 難題(方言)
話者がつけた題名 姥捨て山
話者名 玉城松助
話者名かな たましろまつすけ
生年月日 19060323
性別
出身地 沖縄県北中城村
記録日 19770224
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第10班
元テープ番号 読谷村儀間T02B18
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集5儀間の民話 P191
キーワード 六十歳,土手下,山に捨てに,公儀から灰縄御用,縄を綯ったまま焼く,中島の大石で袴,大和の細かい砂で糸
梗概(こうがい) 六十歳になると、みんな土手下に、山に連れて行って捨てていた。そんなとき公儀から灰縄御用があった。「灰で綱が綯えるか。」とみんな揃っていろいろ吟味しても分らない。「誰にも分らないのであれば、それでは土手に捨てておいたお爺さんに聞いてみよう」と言って、習いに行くと、「馬鹿者たち。お前たちはその程度のことも知らないのか綱を綯って御膳の上に置き、火を付けて燃やしなさい。そうすると出来るよ。」と教えられたという話があるよ。それで御用は済んだ。御用を済ませると、今度はまたひとつ言いつけられて、「中島の大石で袴を作って持って来なさい」という御用があった。内地から、昔の薩摩の時代に。石で袴が出来るかといっていたが、それもまた年寄りに聞くと、「それでは、大和の細かい砂で糸を作って持って来させなさい。」と言って、相手を負かしたという話。
全体の記録時間数 1:35
物語の時間数 1:35
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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