その御用が来たそうだ。それは、「真すぐな木で、どちらが根本で、どちらが梢か分り得るか。」との、役目を仰せつかった。この木は真すぐなのでどちら側が根元か、梢の方か分らなくなったので、どうにか考えなければと、とても心配していた。しかし、考えても考えきれなかった。そして、あの土手の側原にいらっしゃる親の所へ行って聞こうと思いたった。親は、「そんなことなら、私が根、梢を分けてあげよう、この木を水に浮かべると、梢の方は浮かぶし、根元は沈むはずだから、沈む所は根元であるよ。」と教えてくれた。「なるほど」と悟り、その後、年寄りは宝であるといい、家へ連れ戻どしたとのことだよ。
| レコード番号 | 47O371231 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C054 |
| 決定題名 | 姥捨て山(方言) |
| 話者がつけた題名 | 姥捨て山 |
| 話者名 | 仲宗根伊八 |
| 話者名かな | なかそねいはち |
| 生年月日 | 19090906 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第7班 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T02A16 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P190 |
| キーワード | 御用,根本か梢か,土手の側原,親,の木を水に浮かべる,年寄りは宝,家へ連れ戻どした |
| 梗概(こうがい) | その御用が来たそうだ。それは、「真すぐな木で、どちらが根本で、どちらが梢か分り得るか。」との、役目を仰せつかった。この木は真すぐなのでどちら側が根元か、梢の方か分らなくなったので、どうにか考えなければと、とても心配していた。しかし、考えても考えきれなかった。そして、あの土手の側原にいらっしゃる親の所へ行って聞こうと思いたった。親は、「そんなことなら、私が根、梢を分けてあげよう、この木を水に浮かべると、梢の方は浮かぶし、根元は沈むはずだから、沈む所は根元であるよ。」と教えてくれた。「なるほど」と悟り、その後、年寄りは宝であるといい、家へ連れ戻どしたとのことだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:10 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |