モーイ親方(方言)

概要

モーイ親方は愚か者みたいで、もう気違いといわれていた。ほんとは頭ができすぎているのだがね。そこで、いいなずけの女の親が、婚約者もいっしょに破談しにやってきた。「もう離縁して、いいなずけであったのはなかったことにしよう」と、取り消しに来た。また、そのモーイ親方は、闘鶏しての帰りだったらしい。毎日、闘鶏して歩きまわり、そのように楽しんで遊んでいたようだ。夜は一生懸命勉強していてね。後になって、お前は昼は遊んでばかりで勉強もしないと叱られたので床下で勉強したそうだ。そこで、(いいなずけの親子が)破談して帰る頃、(モーイ親方は)つるし鉤、長いつるし鉤を持って瓦門の上に登っていた。友達から「お前たちのところへターリーが破談しにいらしているよお。」と聞かされたのでね。待っているところへいいなずけの女が来たので、そのつるし鉤で御髪にひっかけて「ひっかけてあるつるし鉤がはずれたらね、結んである縁も離れるだろう。」と絶対はずさなかった。さらに(ターリーに)「貴方はどうしますか。下さいますか。」と言ったので、「そんなら、あげるよモーイ。」と言って元におさまったわけだ。

再生時間:1:26

民話詳細DATA

レコード番号 47O371210
CD番号 47O37C053
決定題名 モーイ親方(方言)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 新垣小松
話者名かな あらかきこまつ
生年月日 19120205
性別
出身地 沖縄県読谷村儀間
記録日 19770508
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第7班
元テープ番号 読谷村儀間T01B25
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集5儀間の民話 P192
キーワード モーイ親方,愚か者,気違い,許嫁の母親,婚約者,破談,離縁,闘鶏,夜は一生懸命勉強,床下で勉強,つるし鉤,瓦門の上,ターリーが破談,髪にひっかけた,
梗概(こうがい) モーイ親方は愚か者みたいで、もう気違いといわれていた。ほんとは頭ができすぎているのだがね。そこで、いいなずけの女の親が、婚約者もいっしょに破談しにやってきた。「もう離縁して、いいなずけであったのはなかったことにしよう」と、取り消しに来た。また、そのモーイ親方は、闘鶏しての帰りだったらしい。毎日、闘鶏して歩きまわり、そのように楽しんで遊んでいたようだ。夜は一生懸命勉強していてね。後になって、お前は昼は遊んでばかりで勉強もしないと叱られたので床下で勉強したそうだ。そこで、(いいなずけの親子が)破談して帰る頃、(モーイ親方は)つるし鉤、長いつるし鉤を持って瓦門の上に登っていた。友達から「お前たちのところへターリーが破談しにいらしているよお。」と聞かされたのでね。待っているところへいいなずけの女が来たので、そのつるし鉤で御髪にひっかけて「ひっかけてあるつるし鉤がはずれたらね、結んである縁も離れるだろう。」と絶対はずさなかった。さらに(ターリーに)「貴方はどうしますか。下さいますか。」と言ったので、「そんなら、あげるよモーイ。」と言って元におさまったわけだ。
全体の記録時間数 1:26
物語の時間数 1:26
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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