美女に化けた豚(方言)

概要

豚が美女に化けて浮気をした話。それは、こういうことである。ある人が男を好きになった。(その人は)豚だけど、毎晩ゲタをはいてコンコン、コンコンと音を立てて男の家に来たようだ。男はゲタの音と思って聞いて居たそうだけど、豚はひづめがあるでしょう。ひづめの音なのに。また、ある人が(女に化けた豚が)毎晩そこに行くのを見て、「お前の家に来る女は、人と思っているのか。」と聞くと、(男は)「はい」と言ったようだ。「そうか、その女は本当の女ではないよ。化け物、豚であるよ。」と言うと、「そうだったんですか。でも、来る度にゲタをはいて来るんだよ。」と不思議そうに答えた。それを見た人は、「それは豚だから、お前と寝ては豚小屋に行き、また寝ては豚小屋に行くのを私が見たんだ。豚は実にサングヮナー(浮気)したんだから、三貫の金を豚小屋に投げ入れてやれ。」と教えた。その通りに金を入れてからは、豚はその家に来なくなったとの話さ。

再生時間:1:02

民話詳細DATA

レコード番号 47O371203
CD番号 47O37C053
決定題名 美女に化けた豚(方言)
話者がつけた題名 豚が化けてサングヮナーになった話
話者名 山城ウシ
話者名かな やましろうし
生年月日 19020202
性別
出身地 沖縄県読谷村儀間
記録日 19770508
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第7班
元テープ番号 読谷村儀間T01B18
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく)
伝承事情 子供のころ、子守りをしながらよく昔話を聞いた。
文字化資料 読谷村民話資料集5儀間の民話 P41
キーワード 豚が美女化け,浮気,ゲタ,ひづめ,化け物,豚小屋,サングヮナー,三貫の金を豚小屋に
梗概(こうがい) 豚が美女に化けて浮気をした話。それは、こういうことである。ある人が男を好きになった。(その人は)豚だけど、毎晩ゲタをはいてコンコン、コンコンと音を立てて男の家に来たようだ。男はゲタの音と思って聞いて居たそうだけど、豚はひづめがあるでしょう。ひづめの音なのに。また、ある人が(女に化けた豚が)毎晩そこに行くのを見て、「お前の家に来る女は、人と思っているのか。」と聞くと、(男は)「はい」と言ったようだ。「そうか、その女は本当の女ではないよ。化け物、豚であるよ。」と言うと、「そうだったんですか。でも、来る度にゲタをはいて来るんだよ。」と不思議そうに答えた。それを見た人は、「それは豚だから、お前と寝ては豚小屋に行き、また寝ては豚小屋に行くのを私が見たんだ。豚は実にサングヮナー(浮気)したんだから、三貫の金を豚小屋に投げ入れてやれ。」と教えた。その通りに金を入れてからは、豚はその家に来なくなったとの話さ。
全体の記録時間数 1:02
物語の時間数 1:02
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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