昔、塩をね、ご飯をたくかまどの上に、ふろしきではなかったはずだが、包んで下げてあった。その包んである物から、チョン、チョン、チョンと落ちるしずくでおいしくなって、おかずを作るときも、お汁を炊くときも、チョン、チョンと落ちる分でだしとなり、とてもおいしくなった。「初めてだね、何で今日の物はおいしいのか。」と、おっしゃったので、「あの、上からチョンチョンと落ちるその汁が入っておいしいのです。」と、申し上げた。また、こんなこともあったそうだ。ある人が、「王様であろうお方に、上からのよごれ汁を入れて御上げするとはけしからん。」と、罰された話も聞いたよ。でもね、女中がそうではない理知な事でしょう。塩というものは上等で、海の潮は辛いでしょう。それを下げておけばご飯もおいしいだろうと、その人の考えてっさ。女中さんの考えだそうよ。
| レコード番号 | 47O371197 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C052 |
| 決定題名 | 塩が一番おいしい(方言) |
| 話者がつけた題名 | 塩が一番おいしい |
| 話者名 | 山城ウシ |
| 話者名かな | やましろうし |
| 生年月日 | 19020202 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村儀間 |
| 記録日 | 19770224 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第7班 |
| 元テープ番号 | 読谷村儀間T01B12 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 子供のころ、子守りをしながらよく昔話を聞いた。 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集5儀間の民話 P161 |
| キーワード | 塩,ご飯をたくかまどの上,包んで下げてあった,お汁,おいしくなった,王様,罰された,女中,理知,塩は上等 |
| 梗概(こうがい) | 昔、塩をね、ご飯をたくかまどの上に、ふろしきではなかったはずだが、包んで下げてあった。その包んである物から、チョン、チョン、チョンと落ちるしずくでおいしくなって、おかずを作るときも、お汁を炊くときも、チョン、チョンと落ちる分でだしとなり、とてもおいしくなった。「初めてだね、何で今日の物はおいしいのか。」と、おっしゃったので、「あの、上からチョンチョンと落ちるその汁が入っておいしいのです。」と、申し上げた。また、こんなこともあったそうだ。ある人が、「王様であろうお方に、上からのよごれ汁を入れて御上げするとはけしからん。」と、罰された話も聞いたよ。でもね、女中がそうではない理知な事でしょう。塩というものは上等で、海の潮は辛いでしょう。それを下げておけばご飯もおいしいだろうと、その人の考えてっさ。女中さんの考えだそうよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:03 |
| 物語の時間数 | 1:03 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |