城間仲というのはね、昔から財産がたくさんあったそうだよ。だけど、ある時、唐旅をした(人達が)唐から沖縄に宝を積んで帰る途中で、船が難破してしまってね。それで、陸に上がって、この宝物をもう埋めて、また、埋めた土地に(宝物を取りに)帰って来ようと思っていたんだね(そしたら)ちょうど、(そこは)城間仲の畑だったのでしょうね。そこに宝物を埋めて、この難破船から助かった人達は帰って行った。それを城間仲の主が見ていたんだね。そこに(宝物を)埋めるのを。それで、そこにもう、自分の住宅を建てなさったそうだよ。そのためにもう(再び埋めた人が探しに来た時)途方にくれてまたそこに宝物を探しにきても、探せないのでもう、ここで、その人はこの世を去ってしまわれたそうだよ。〈もう探しに来ても探せないので、言うなれば切腹でもしたのでしょうね。〉それで、(城間仲の主は)「自分のせいでその人は失ってしまったのだ。」と言って、そこに立派に葬ってそして崇めた。それから、城間仲ともう、いつまでも栄えたという話であるよ。
| レコード番号 | 47O371106 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C049 |
| 決定題名 | 城間仲 難破船の宝(方言) |
| 話者がつけた題名 | 城間仲 |
| 話者名 | 新垣新輝 |
| 話者名かな | あらかきしんき |
| 生年月日 | 19080815 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770508 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第4班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T11B03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P134 |
| キーワード | 城間仲,財産,唐旅,船が難破,宝物を埋めた,城間仲の畑,住宅を建てた,切腹,葬った |
| 梗概(こうがい) | 城間仲というのはね、昔から財産がたくさんあったそうだよ。だけど、ある時、唐旅をした(人達が)唐から沖縄に宝を積んで帰る途中で、船が難破してしまってね。それで、陸に上がって、この宝物をもう埋めて、また、埋めた土地に(宝物を取りに)帰って来ようと思っていたんだね(そしたら)ちょうど、(そこは)城間仲の畑だったのでしょうね。そこに宝物を埋めて、この難破船から助かった人達は帰って行った。それを城間仲の主が見ていたんだね。そこに(宝物を)埋めるのを。それで、そこにもう、自分の住宅を建てなさったそうだよ。そのためにもう(再び埋めた人が探しに来た時)途方にくれてまたそこに宝物を探しにきても、探せないのでもう、ここで、その人はこの世を去ってしまわれたそうだよ。〈もう探しに来ても探せないので、言うなれば切腹でもしたのでしょうね。〉それで、(城間仲の主は)「自分のせいでその人は失ってしまったのだ。」と言って、そこに立派に葬ってそして崇めた。それから、城間仲ともう、いつまでも栄えたという話であるよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:34 |
| 物語の時間数 | 1:34 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |