首里の士族で、大変な金持ちだったそうです。また、そこは田舎から女中を連れて来て、(この家で)使っていたそうだ。この家の大変財産家が、「今日は、我が家の嫡子の嫁さんを探すのだけど、あの、立派な嫁さんを探そう。」と言った。その(嫁選びの)日をきめて、今度はまた、カーテンを引っ張っておいた。(そしてその)奥の方に坐っていた、お母さんもお父さんも。そこへ、皆な同じ所の士族(の娘達)が来て、お母さん、お父さんに挨拶もしないで、すぐにカーテンをガラガラと乱暴に開けたので、「これはもうだめだ。」と(断った)。また今度はここで女中をしている娘が「お母さんお父さん、お疲れはございませんか。」と、カーテンもずっと静かにひいてね。(それを見た両親は、)「ああ、この娘が良かったね。この子が私達の嫁さんになるなー。」と言った。本当に、「男は度胸あり女は愛嬌あり」と言ってね「このように女はいつも愛嬌があって誰がいらっしゃっても、『はい、いらっしゃいませ。』って、こんな愛嬌よくしなさいよ。」ってね。これはお母さんが言っていたらしいですよ。
| レコード番号 | 47O371032 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C046 |
| 決定題名 | 嫁選び(共通語混) |
| 話者がつけた題名 | 嫁選び |
| 話者名 | 新垣ヒデ |
| 話者名かな | あらかきひで |
| 生年月日 | 19161110 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770223 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第15B班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T08A13 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 首里の侍,金持ち,嫁,田舎から来た女中,首里の女,愛嬌,挨拶,カーテン」 |
| 梗概(こうがい) | 首里の士族で、大変な金持ちだったそうです。また、そこは田舎から女中を連れて来て、(この家で)使っていたそうだ。この家の大変財産家が、「今日は、我が家の嫡子の嫁さんを探すのだけど、あの、立派な嫁さんを探そう。」と言った。その(嫁選びの)日をきめて、今度はまた、カーテンを引っ張っておいた。(そしてその)奥の方に坐っていた、お母さんもお父さんも。そこへ、皆な同じ所の士族(の娘達)が来て、お母さん、お父さんに挨拶もしないで、すぐにカーテンをガラガラと乱暴に開けたので、「これはもうだめだ。」と(断った)。また今度はここで女中をしている娘が「お母さんお父さん、お疲れはございませんか。」と、カーテンもずっと静かにひいてね。(それを見た両親は、)「ああ、この娘が良かったね。この子が私達の嫁さんになるなー。」と言った。本当に、「男は度胸あり女は愛嬌あり」と言ってね「このように女はいつも愛嬌があって誰がいらっしゃっても、『はい、いらっしゃいませ。』って、こんな愛嬌よくしなさいよ。」ってね。これはお母さんが言っていたらしいですよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:17 |
| 物語の時間数 | 混在 |
| 言語識別 | △ |
| 音源の質 | 可 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |