チブル蜂由来(方言)

概要

昔、クガニジェークが居たようだがね。妻はひじょうに不平を言う人で、全ての夫の欠点をつかみ、仕事の欠点だてを言い、そんなふうにだったんだが。ある時に頼まれて、チブル蜂を作ったようだがね。もう、立派に作り上げて、目の玉を入れようとしたら、飛んでいったりして、また、そのたびに、妻は苦情を言ったようだ。それでも、もう頼まれているのだからといって、十ばかり作っているが、全部、目の段階になると、飛んでいって居ない。(その夫が)易者に相談しに行ったら、「貴方の妻は、今の妻を妻にしていたら、生きている限り、貴方は何もできないし苦労するので、夫婦の縁を切って別れなさい。そうしない限り、貴方は成功しないでしょう。貴方の家に夕顔があるがね。〈昔は、何か、物入れとして、種があるものは、下げて置いていたんだよ。〉貴方の家の内に、夕顔があるが、あれを開いて切ってごらん。」と、易者が教えてあげたんだね。そこで易者が教えた通り、妻とも離縁し、この夕顔を開けたら、この夕顔の中に、蜂が飛ばしてしまった数だけ、十、入っていたということだ。それで、これに、このチブル蜂という名がついたわけだ、その蜂には。それからは、この男も成功したということだ。これで、おしまい。

再生時間:方言

民話詳細DATA

レコード番号 47O371011
CD番号 47O37C045
決定題名 チブル蜂由来(方言)
話者がつけた題名 チブル蜂由来
話者名 伊波厚徳
話者名かな いはこうとく
生年月日 19011013
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770223
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第15班
元テープ番号 読谷村伊良皆T07B06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく) んかしなー
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P155
キーワード クガニジェーク,妻は不平を言う人,チブル蜂,目の玉,易者に相談,夫婦の縁を切る,夕顔
梗概(こうがい) 昔、クガニジェークが居たようだがね。妻はひじょうに不平を言う人で、全ての夫の欠点をつかみ、仕事の欠点だてを言い、そんなふうにだったんだが。ある時に頼まれて、チブル蜂を作ったようだがね。もう、立派に作り上げて、目の玉を入れようとしたら、飛んでいったりして、また、そのたびに、妻は苦情を言ったようだ。それでも、もう頼まれているのだからといって、十ばかり作っているが、全部、目の段階になると、飛んでいって居ない。(その夫が)易者に相談しに行ったら、「貴方の妻は、今の妻を妻にしていたら、生きている限り、貴方は何もできないし苦労するので、夫婦の縁を切って別れなさい。そうしない限り、貴方は成功しないでしょう。貴方の家に夕顔があるがね。〈昔は、何か、物入れとして、種があるものは、下げて置いていたんだよ。〉貴方の家の内に、夕顔があるが、あれを開いて切ってごらん。」と、易者が教えてあげたんだね。そこで易者が教えた通り、妻とも離縁し、この夕顔を開けたら、この夕顔の中に、蜂が飛ばしてしまった数だけ、十、入っていたということだ。それで、これに、このチブル蜂という名がついたわけだ、その蜂には。それからは、この男も成功したということだ。これで、おしまい。
全体の記録時間数 1:57
物語の時間数 方言
言語識別
音源の質
テープ番号
予備項目1

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