以前の、これも唐の話だが。親は心が悪くて、なにか盗人をしていたのか、ちょっと、心
が悪かったのだろうか。もう、親御様は死んでしまったようだ。この(親は)近所の人とつきあいが悪かった。(息子は)親が死んでしまっので裏座に葬ったようだ、裏座にだよ、もう、床下にだよ。(そして)「貴方の親は、それで、現在もお元気でしょうか。」と他の人が尋ねると、「現在も、元気ですよ。」(と子供は答えていた。)もう、この子というのは、人を恐れて、道から歩くときも恐れおののきいつも、うつむきかげんで、御辞儀をして通っていた。また(人々は)「これは、こんなに、子は誠実な物がでているから、これは、誠実な者がでているので助けてやろう。」(と話していた)。(この息子は)もう、人が(一歩)足を踏みこむだけでも恐れおののいていた。子供はこんなにいい子で誠実な者だから(人々は助けてやろうと思っていた。)そして、(床)下からの親(の遺骨)をおつれして、もう、墓に納骨できたようだ。もう、子が誠であった由に、親は心は悪いが、子が誠実である由に、また、親は、もう(墓に)納骨して、隣、近所の人がね、葬式も立派にやってあげたんだ。その子が大変誠実な人であったので、世間とも仲よく協力していったという話だよ。
| レコード番号 | 47O371009 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C045 |
| 決定題名 | 悪親と孝行息子(方言) |
| 話者がつけた題名 | 嫌われ親と息子 |
| 話者名 | 宮城正二 |
| 話者名かな | みやぎしょうじ |
| 生年月日 | 18891125 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770223 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第15班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T07B05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P125 |
| キーワード | 親は心が悪い,盗人,近所づきあいが悪い,親を裏座に葬る,床下から親の遺骨,納骨 |
| 梗概(こうがい) | 以前の、これも唐の話だが。親は心が悪くて、なにか盗人をしていたのか、ちょっと、心 が悪かったのだろうか。もう、親御様は死んでしまったようだ。この(親は)近所の人とつきあいが悪かった。(息子は)親が死んでしまっので裏座に葬ったようだ、裏座にだよ、もう、床下にだよ。(そして)「貴方の親は、それで、現在もお元気でしょうか。」と他の人が尋ねると、「現在も、元気ですよ。」(と子供は答えていた。)もう、この子というのは、人を恐れて、道から歩くときも恐れおののきいつも、うつむきかげんで、御辞儀をして通っていた。また(人々は)「これは、こんなに、子は誠実な物がでているから、これは、誠実な者がでているので助けてやろう。」(と話していた)。(この息子は)もう、人が(一歩)足を踏みこむだけでも恐れおののいていた。子供はこんなにいい子で誠実な者だから(人々は助けてやろうと思っていた。)そして、(床)下からの親(の遺骨)をおつれして、もう、墓に納骨できたようだ。もう、子が誠であった由に、親は心は悪いが、子が誠実である由に、また、親は、もう(墓に)納骨して、隣、近所の人がね、葬式も立派にやってあげたんだ。その子が大変誠実な人であったので、世間とも仲よく協力していったという話だよ。 |
| 全体の記録時間数 | 3:02 |
| 物語の時間数 | 方言 |
| 言語識別 | 〇 |
| 音源の質 | 可 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |