字を書くアカマター(方言)

概要

あのう、昔、名護親方が道を歩いていらっしゃる時に、女が、もう、アカマターともつれ
あって、あやしげな行いをしていた。(名護親方が)「これは、許してははならない」と思い、アカマターを切り殺してね。そうしたら、もう、女は恥ずかしがって帰ったそうだ。それから(その跡を)見たら、小便した跡に、赤マターの尾で、変な字のようなのが書かれていたそうだ。そして、名護親方がそれを写しとって「人間が書いても、そうするのだろうか」と(思っていた)。今度はまた、別の女が小便した跡に(名護親方がその字を)書いたら、同じようにあやしげな行いをした。(それで)「こんなのを残しておいたら、大変な事だ」と言って、すぐ、その場で焼いて燃やしなさったそうだ、呪文を書いてある紙をね。やっぱり、アカマターが書いても人間を書いても、(あやしげな行いを)したそうだ。やっぱり、字のなかに、(その意味が)あるんだろうね。それだけ。

再生時間:1:12

民話詳細DATA

レコード番号 47O370997
CD番号 47O37C044
決定題名 字を書くアカマター(方言)
話者がつけた題名 字を書くアカマター)
話者名 伊波厚徳
話者名かな いはこうとく
生年月日 19011013
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770223
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第15班
元テープ番号 読谷村伊良皆T07A06
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく) んかし
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P72
キーワード 名護親方,女,アカマター,切り殺した,小便した跡,赤マターの尾で変な字,焼いて燃やした,呪文
梗概(こうがい) あのう、昔、名護親方が道を歩いていらっしゃる時に、女が、もう、アカマターともつれ あって、あやしげな行いをしていた。(名護親方が)「これは、許してははならない」と思い、アカマターを切り殺してね。そうしたら、もう、女は恥ずかしがって帰ったそうだ。それから(その跡を)見たら、小便した跡に、赤マターの尾で、変な字のようなのが書かれていたそうだ。そして、名護親方がそれを写しとって「人間が書いても、そうするのだろうか」と(思っていた)。今度はまた、別の女が小便した跡に(名護親方がその字を)書いたら、同じようにあやしげな行いをした。(それで)「こんなのを残しておいたら、大変な事だ」と言って、すぐ、その場で焼いて燃やしなさったそうだ、呪文を書いてある紙をね。やっぱり、アカマターが書いても人間を書いても、(あやしげな行いを)したそうだ。やっぱり、字のなかに、(その意味が)あるんだろうね。それだけ。
全体の記録時間数 1:12
物語の時間数 1:12
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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