このハヂチというのはね、縁起が良いという為のハヂチだそうだ。これはね、このハヂチにはね深い意味がある。親祖先が,あの世に、後生にいらした後で、子や孫に(ハヂチ)するものではないそうだ。これは大変縁起の良いものだったそうだ。昔の世に、(ある)旅人の妻が(ハヂチ)を突き始めたという話を私は聞いた。それは船にね、こんなふうに(海中から船端に手を掛けて)すがりついたようだ。すると、この人はもう、これも博識な人だったのだろうね、船人も。(その船人が)「これは珍しいことだ。私が乗っている船に、いつもこうして、掴まえて乗ろうとするが。」と言って、そしてハヂチを突いた。船人は聞いていた。これがここにすがる時には、ハヂチを見せたので、それからはね、すがらなかったという。それでハヂチは縁起の良いハヂチとう。
| レコード番号 | 47O370934 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C042 |
| 決定題名 | ハジチ由来 海中の手(方言) |
| 話者がつけた題名 | ハジチ由来 |
| 話者名 | 伊波カマ |
| 話者名かな | いはかま |
| 生年月日 | 18891005 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770223 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第12班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T05A05 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説、 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 祖母 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P239 |
| キーワード | ハヂチ,縁起が良い,親祖先,あの世,後生,子や孫,旅人の妻,船人 |
| 梗概(こうがい) | このハヂチというのはね、縁起が良いという為のハヂチだそうだ。これはね、このハヂチにはね深い意味がある。親祖先が,あの世に、後生にいらした後で、子や孫に(ハヂチ)するものではないそうだ。これは大変縁起の良いものだったそうだ。昔の世に、(ある)旅人の妻が(ハヂチ)を突き始めたという話を私は聞いた。それは船にね、こんなふうに(海中から船端に手を掛けて)すがりついたようだ。すると、この人はもう、これも博識な人だったのだろうね、船人も。(その船人が)「これは珍しいことだ。私が乗っている船に、いつもこうして、掴まえて乗ろうとするが。」と言って、そしてハヂチを突いた。船人は聞いていた。これがここにすがる時には、ハヂチを見せたので、それからはね、すがらなかったという。それでハヂチは縁起の良いハヂチとう。 |
| 全体の記録時間数 | 1:10 |
| 物語の時間数 | 1:10 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | △ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |