あれは、大変夫婦の仲が悪くて、いつも喧嘩をしていたそうだ。(それで)親たちが舟に
乗せて、「今日は、遊びに行こうね。」と言って(2人を)すかして行った。そして、海の真中の高い岩の側に降ろすと、2人を降ろして、自分はまた家へ戻って行った。(そこで2人は)「もうどうしようか。ここから歩いて行くことはできないし、潮も満ちて来るし、もう今日はここに泊まるほかはない。」といった。仲の大変悪い夫婦だが(夫は)「寒いなら、私が着ている着物を貴女が着なさい。」と、妻に着せて、「私は寒くても男は我慢しやすいから、女のお前が着なさい。女は、 男とは違うから、貴女着ていなさい。」とあげた。その時からは(妻は)夫を愛し、仲の大変良い仲になったそうである。また翌日の早朝、小舟に乗って、「あれ達はどんなふうにしているか分からない、連れてきましょうね。」と親達が連れに行った。それから、家に来ても大変仲良くし、親孝行にモなり、良い夫婦になった。
| レコード番号 | 47O370886 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C040 |
| 決定題名 | 夫振岩(方言) |
| 話者がつけた題名 | 夫振岩 |
| 話者名 | 伊波カマ |
| 話者名かな | いはかま |
| 生年月日 | 19050410 |
| 性別 | 女 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村伊良皆 |
| 記録日 | 19770223 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第11班 |
| 元テープ番号 | 読谷村伊良皆T03B14 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 伝説 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集1伊良皆の民話 P223 |
| キーワード | 夫婦の仲が悪い,喧嘩,親,舟,海の真中の高い岩,寒い,着物 |
| 梗概(こうがい) | あれは、大変夫婦の仲が悪くて、いつも喧嘩をしていたそうだ。(それで)親たちが舟に 乗せて、「今日は、遊びに行こうね。」と言って(2人を)すかして行った。そして、海の真中の高い岩の側に降ろすと、2人を降ろして、自分はまた家へ戻って行った。(そこで2人は)「もうどうしようか。ここから歩いて行くことはできないし、潮も満ちて来るし、もう今日はここに泊まるほかはない。」といった。仲の大変悪い夫婦だが(夫は)「寒いなら、私が着ている着物を貴女が着なさい。」と、妻に着せて、「私は寒くても男は我慢しやすいから、女のお前が着なさい。女は、 男とは違うから、貴女着ていなさい。」とあげた。その時からは(妻は)夫を愛し、仲の大変良い仲になったそうである。また翌日の早朝、小舟に乗って、「あれ達はどんなふうにしているか分からない、連れてきましょうね。」と親達が連れに行った。それから、家に来ても大変仲良くし、親孝行にモなり、良い夫婦になった。 |
| 全体の記録時間数 | 1:08 |
| 物語の時間数 | 1:08 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |