モーイ親方 下駄と草履(方言)

概要

それから、「どうして君は、片足は下駄履いてどういうわけか。狂っているんだろう、君は。」と問うと、(モーイは)「それは、親の孝行だと思って、親の孝しようとしてこうなっているんだよ。下駄の鼻緒が切れた時は、もう父親が 『下駄は余程大切にして履きなさいよ』と言ったので捨てる事ができない。また、鼻緒の切れてない草履を持ってきて、母親が『大切にして履きなさいよ、モーイ。』と言ったので、それも鼻緒が切れたので片方を捨てて、切れていない方のを二つ合わせて下駄も草履も履いているんだよ。」と答えた。(そこで、その人は)「馬鹿だねえ、それくらいのこと、君達は金持ちなのに、そんなにまですると世間の人に笑われるぞ。」と言った。(モーイは)「親の孝をするためなのに、笑えますか、貴方は。」と言ったので、かえって、モーイにやられたという話だよ。

再生時間:1:19

民話詳細DATA

レコード番号 47O370799
CD番号 47O37C036
決定題名 モーイ親方 下駄と草履(方言)
話者がつけた題名 モーイ親方
話者名 伊波蒲戸
話者名かな いはかまど
生年月日 18940613
性別
出身地 沖縄県読谷村伊良皆
記録日 19770223
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第1班
元テープ番号 読谷村伊良皆T01A10
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 笑話
発句(ほっく)
伝承事情 芝居
文字化資料 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P172
キーワード 片足は下駄,親孝行,草履,父親,母親
梗概(こうがい) それから、「どうして君は、片足は下駄履いてどういうわけか。狂っているんだろう、君は。」と問うと、(モーイは)「それは、親の孝行だと思って、親の孝しようとしてこうなっているんだよ。下駄の鼻緒が切れた時は、もう父親が 『下駄は余程大切にして履きなさいよ』と言ったので捨てる事ができない。また、鼻緒の切れてない草履を持ってきて、母親が『大切にして履きなさいよ、モーイ。』と言ったので、それも鼻緒が切れたので片方を捨てて、切れていない方のを二つ合わせて下駄も草履も履いているんだよ。」と答えた。(そこで、その人は)「馬鹿だねえ、それくらいのこと、君達は金持ちなのに、そんなにまですると世間の人に笑われるぞ。」と言った。(モーイは)「親の孝をするためなのに、笑えますか、貴方は。」と言ったので、かえって、モーイにやられたという話だよ。
全体の記録時間数 1:19
物語の時間数 1:19
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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