龍の病気(方言)

概要

昔、クヮタという医者のところに、龍が人間に化けてきたそうだ。「私はもう耳が痛くてしょうがない。私の耳を治して下さい。」と、龍が言ったようだね。そこで、クヮタという医者は、「それじゃ、あなたは、ほんとの龍の姿にかえってから、来て下さるのであれば治してあげましょう。」と、相談して帰した。その後、龍の姿になって、いち早く降りてやってきたら、(龍だけで)その部屋はいっぱいになった。それから、その医者はチャボを持ってきた。チャボを持ってきてね、それを龍の耳のところへもっていくと、耳の中から、ムカデがジャラジャラ出てきたんだね、そのムカデをまたチャボが次から次と食べてしまった。すると、龍の耳の病気も治ったということだ。 その時から、ムカデを殺す時には、チャボが鳴くように「ケッケリー、ケッケリー。」と言ったという話。私もムカデを退治するときは「ケッケリー、ケッケリー。」と言っていたよ。そういう話なんだよ。

再生時間:1:31

民話詳細DATA

レコード番号 47O370722
CD番号 47O37C033
決定題名 龍の病気(方言)
話者がつけた題名 龍の病気
話者名 神谷カマド
話者名かな かみやかまど
生年月日 19020608
性別
出身地 沖縄県読谷村瀬名波
記録日 19810424
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村瀬名波T09A05
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく) あるんかし
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P166
キーワード クヮタ,医者,龍が人間に化けた,耳が痛い,チャボ,ムカデ
梗概(こうがい) 昔、クヮタという医者のところに、龍が人間に化けてきたそうだ。「私はもう耳が痛くてしょうがない。私の耳を治して下さい。」と、龍が言ったようだね。そこで、クヮタという医者は、「それじゃ、あなたは、ほんとの龍の姿にかえってから、来て下さるのであれば治してあげましょう。」と、相談して帰した。その後、龍の姿になって、いち早く降りてやってきたら、(龍だけで)その部屋はいっぱいになった。それから、その医者はチャボを持ってきた。チャボを持ってきてね、それを龍の耳のところへもっていくと、耳の中から、ムカデがジャラジャラ出てきたんだね、そのムカデをまたチャボが次から次と食べてしまった。すると、龍の耳の病気も治ったということだ。 その時から、ムカデを殺す時には、チャボが鳴くように「ケッケリー、ケッケリー。」と言ったという話。私もムカデを退治するときは「ケッケリー、ケッケリー。」と言っていたよ。そういう話なんだよ。
全体の記録時間数 1:31
物語の時間数 1:31
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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