嫁選び(方言)

概要

昔、王様の息子の嫁をとるためのウナザラ調べというのがあったようだ。それで、御殿殿内の御子達は、もう親がきれいに着飾りをさせていた。しかし、あるところの殿内の娘の(親は)「私の娘は容貌も悪く、きれいに着飾る必要もない。」とあきらめていらした。それで、娘たちは皆、最高の装いをし、ガヤガヤワイワイ集まって行ったんだね。そこで、(親にも容貌が悪いと見捨てられていた)娘の頭の上からムカデが通ってね、ムカデが通ったので、皆は「あなたの頭にムカデがいるよう、ムカデだよう。」と大騒ぎになったようだ。皆は騒いでいるのに、その娘は騒ぎもせず、「それも行くべきところがあって、(頭の上を)通っているのでしょう。」と言って、おちついていた。すぐその場で、王様の息子はその娘にハンカチを投げたので、奥方はその人に決まったという話である。

再生時間:1:32

民話詳細DATA

レコード番号 47O370721
CD番号 47O37C033
決定題名 嫁選び(方言)
話者がつけた題名 ウナザラ選び
話者名 神谷カマド
話者名かな かみやかまど
生年月日 19020608
性別
出身地 沖縄県読谷村瀬名波
記録日 19810424
記録者の所属組織 読谷ゆうがおの会
元テープ番号 読谷村瀬名波T09A04
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく) んかし
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P84
キーワード 王様の息子,嫁,ウナザラ調べ,御殿殿内の御子達,着飾り,容貌も悪い,娘の頭の上からムカデ
梗概(こうがい) 昔、王様の息子の嫁をとるためのウナザラ調べというのがあったようだ。それで、御殿殿内の御子達は、もう親がきれいに着飾りをさせていた。しかし、あるところの殿内の娘の(親は)「私の娘は容貌も悪く、きれいに着飾る必要もない。」とあきらめていらした。それで、娘たちは皆、最高の装いをし、ガヤガヤワイワイ集まって行ったんだね。そこで、(親にも容貌が悪いと見捨てられていた)娘の頭の上からムカデが通ってね、ムカデが通ったので、皆は「あなたの頭にムカデがいるよう、ムカデだよう。」と大騒ぎになったようだ。皆は騒いでいるのに、その娘は騒ぎもせず、「それも行くべきところがあって、(頭の上を)通っているのでしょう。」と言って、おちついていた。すぐその場で、王様の息子はその娘にハンカチを投げたので、奥方はその人に決まったという話である。
全体の記録時間数 1:32
物語の時間数 1:32
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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