あるジュリ呼ばーは遊郭に1週間も2週間も泊まって家に帰らなかった。田植えの時期で、他の家はすでに苗を植えて終わっていたので、その妻は「他の人たちはみんな、稲を植え終わっているのに、もう私たちはどうするつもりか。」と、辻にいる夫のところへ聞きに来たようだ。夫は、「そんなことは心配無用、私が今に植えてあげる。」と言った。昔は、稲は洗うものではないといって、そのまま植えていたんだがね。しかし、あの尾類買いはね、普通の人が稲を一日で一束植え上げるのに、二十束も植えたそうだよ。それから、稲は洗うようになった。稲苗を洗ったら植えやすく、しかも軽くなるから。それで、稲苗を洗いもっこに入れて持って行ったんだよ。それからというもの、稲苗は洗わないものよりは、洗ったものは、軽くまた植えやすいことがわかった。それで、みんなそのように植えたそうだよ。
| レコード番号 | 47O370616 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C029 |
| 決定題名 | 稲苗の根洗い由来(共通語) |
| 話者がつけた題名 | ジュリ呼ばーの話 |
| 話者名 | 当山松助 |
| 話者名かな | とうやままつすけ |
| 生年月日 | 19110510 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村瀬名波 |
| 記録日 | 19761114 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第10班 |
| 元テープ番号 | 読谷村瀬名波T05B03 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | えーむかしの |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | - |
| キーワード | 稲苗,尾類,妻,辻,夫,稲は洗うものではない,稲苗を洗ったら植えやすい |
| 梗概(こうがい) | あるジュリ呼ばーは遊郭に1週間も2週間も泊まって家に帰らなかった。田植えの時期で、他の家はすでに苗を植えて終わっていたので、その妻は「他の人たちはみんな、稲を植え終わっているのに、もう私たちはどうするつもりか。」と、辻にいる夫のところへ聞きに来たようだ。夫は、「そんなことは心配無用、私が今に植えてあげる。」と言った。昔は、稲は洗うものではないといって、そのまま植えていたんだがね。しかし、あの尾類買いはね、普通の人が稲を一日で一束植え上げるのに、二十束も植えたそうだよ。それから、稲は洗うようになった。稲苗を洗ったら植えやすく、しかも軽くなるから。それで、稲苗を洗いもっこに入れて持って行ったんだよ。それからというもの、稲苗は洗わないものよりは、洗ったものは、軽くまた植えやすいことがわかった。それで、みんなそのように植えたそうだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 2:32 |
| 物語の時間数 | 2:32 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |