形見の煙草入れ(方言)

概要

昔、このパーパーフージョーという煙草入れがあったんだがね。緒がしめられるようになっている煙草入れなんだが‥‥。昔は、動物の皮でパーパーフジョーは作ってあったようだ。パーパーフジョーを持っている人は、この煙草入れを宝として、とっても大事にしていたようだ。だけども動物の皮でできた煙草入れなので、ある日、犬が、それを噛んで食べてしまった。そのパーパーフジョーの緒はずっと閉めっぱなしなので、それを食べた犬は、その罪で、交尾する時になかなか離れないという。それは、パーパーフージョーが閉められている理由からだそうだ。パーパーフージョーを作って、初めに持った人は、これを大切に持っていたようだが、それは、たぶん、動物の皮か何かの皮でできていたかは、はっきり分らないんだがね。それほど大切にしていた皮の煙草入れを、犬がくわえて行き、食べてしまってなくなってしまった。それで、犬はその罪を犯した罰である。パーパーフージョーというのは、そんなに派手なものでもなく、緒が閉められるようになっているんだね。だから、犬が交尾した後で、すぐに離れないのは、その罰なんだそうだ。

再生時間:1:39

民話詳細DATA

レコード番号 47O370509
CD番号 47O37C024
決定題名 形見の煙草入れ(方言)
話者がつけた題名 パーパーフージョー
話者名 屋良朝助
話者名かな やらちょうすけ
生年月日 19070608
性別
出身地 沖縄県読谷村瀬名波
記録日 19461114
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第3班
元テープ番号 読谷村瀬名波T02A03
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 本格昔話
発句(ほっく) んかし
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集4瀬名波の民話 P58
キーワード パーパーフージョー,煙草入れ,宝,犬が噛んで食べた,その罪で犬は交尾の時離れない
梗概(こうがい) 昔、このパーパーフージョーという煙草入れがあったんだがね。緒がしめられるようになっている煙草入れなんだが‥‥。昔は、動物の皮でパーパーフジョーは作ってあったようだ。パーパーフジョーを持っている人は、この煙草入れを宝として、とっても大事にしていたようだ。だけども動物の皮でできた煙草入れなので、ある日、犬が、それを噛んで食べてしまった。そのパーパーフジョーの緒はずっと閉めっぱなしなので、それを食べた犬は、その罪で、交尾する時になかなか離れないという。それは、パーパーフージョーが閉められている理由からだそうだ。パーパーフージョーを作って、初めに持った人は、これを大切に持っていたようだが、それは、たぶん、動物の皮か何かの皮でできていたかは、はっきり分らないんだがね。それほど大切にしていた皮の煙草入れを、犬がくわえて行き、食べてしまってなくなってしまった。それで、犬はその罪を犯した罰である。パーパーフージョーというのは、そんなに派手なものでもなく、緒が閉められるようになっているんだね。だから、犬が交尾した後で、すぐに離れないのは、その罰なんだそうだ。
全体の記録時間数 1:39
物語の時間数 1:39
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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