キジムナーと友達になって、いっしょに海へイザリに行った。イザリに行ったらね、キジムナーの前にはたくさんの魚が寄ってくるのに、その人は一ぴきも捕れなかった。これはどうにかしなければならないと考えた。〈キジムナーというものは、人間の屁を嫌っていたんだよ、「屁を出すなよ!屁を出すなよ!」と言っていたよ。〉それで、「この手段で、屁を出して(キジムナー)を逃がしてぼくが魚を捕ろう。」と言って屁を出した。すると、キジムナーは驚いて逃げていってしまった。しかし、キジムナーがいなくなったので、魚もいなくなってしまった。どうしてキジムナーの前には魚はたくさんくるのに、私達の前にはこないのだろうとふしぎに思った。キジムナーはカタヒチキンといってね、昔からイザリがじょうずだったって、そのキジムナーは何からでるかといったらね、人間が使った鍋、碗、しゃもじ、しゃくしのかけらを(捨ててあるところをね、)翌日見たら土の中に吸いこまれてなくなっていたようだ。しゃもじ等を焼いたところに(キジムナーは)必ずいたそうだ。自分らが若い時、妙なところだなあと思うときには、必ずカチカチと音がして(キジムナーがいたようだ。)
| レコード番号 | 47O370432 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C020 |
| 決定題名 | キジムナー(共通語) |
| 話者がつけた題名 | キジムナー |
| 話者名 | 新垣平次郎 |
| 話者名かな | しんがきへいじろう |
| 生年月日 | 19090327 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19770113 |
| 記録者の所属組織 | 読谷ゆうがおの会 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T11A06 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P22 |
| キーワード | キジムナーと友達,海へイザリ,キジムナーは大漁,キジムナーは人間の屁が嫌い,鍋、碗、しゃもじ、しゃくしのかけら,カチカチという音 |
| 梗概(こうがい) | キジムナーと友達になって、いっしょに海へイザリに行った。イザリに行ったらね、キジムナーの前にはたくさんの魚が寄ってくるのに、その人は一ぴきも捕れなかった。これはどうにかしなければならないと考えた。〈キジムナーというものは、人間の屁を嫌っていたんだよ、「屁を出すなよ!屁を出すなよ!」と言っていたよ。〉それで、「この手段で、屁を出して(キジムナー)を逃がしてぼくが魚を捕ろう。」と言って屁を出した。すると、キジムナーは驚いて逃げていってしまった。しかし、キジムナーがいなくなったので、魚もいなくなってしまった。どうしてキジムナーの前には魚はたくさんくるのに、私達の前にはこないのだろうとふしぎに思った。キジムナーはカタヒチキンといってね、昔からイザリがじょうずだったって、そのキジムナーは何からでるかといったらね、人間が使った鍋、碗、しゃもじ、しゃくしのかけらを(捨ててあるところをね、)翌日見たら土の中に吸いこまれてなくなっていたようだ。しゃもじ等を焼いたところに(キジムナーは)必ずいたそうだ。自分らが若い時、妙なところだなあと思うときには、必ずカチカチと音がして(キジムナーがいたようだ。) |
| 全体の記録時間数 | 2:01 |
| 物語の時間数 | 2:01 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | 〇 |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |