ハジチの話(方言)

概要

針突は皆突いてあったよ。しかし私の親はね、「それは突いてはいけない。連れ去られないようにするからそれは突くなよ、よけいなことだ、それを突いたらこの家庭から出て行きなさい。」と言っていた。私には九五歳になる姉さんが喜名にいるが、あの人は突かなかったね、あの人の年頃の人達は皆突いていらしたよ。突いていらしたね。「それに、また歌があるが、「銭金はあっても後生までは持っては行けぬ染めてある針突を あの世まで。」といって、それに針突はあの世まで持って行けるでしょう。銭は持って行けないでしょう、その意味なんだがね。すぐ手を針でプクプク突くのだから痛いといって、突いた後はこうだったって、ずっと遠いところへ遊びに行ったそうだ。手を頭の上に載せて、一ケ月も遊んだそうだ。手を頭に載せて、このようにしてね、痛くて、ズキズキして、それで(仕事を休んで)遊んだそうだ。それから、針突師がいる頃だけど、私達は学校行っている頃に突いたが、今も形は残っているよ、裁縫針でね。これも裁縫針でね、皆突いたが、その時の形が残っているよ、自分でいたずらして学校で裁縫針で突いたよ。

再生時間:1:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O370380
CD番号 47O37C017
決定題名 ハジチの話(方言)
話者がつけた題名 ハジチの話
話者名 当山カマ
話者名かな とうやまかま
生年月日 18971210
性別
出身地 沖縄県読谷村長浜
記録日 19770815
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第14班
元テープ番号 読谷村長浜T07B09
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集3長浜の民話 P244
キーワード ,銭金,針突
梗概(こうがい) 針突は皆突いてあったよ。しかし私の親はね、「それは突いてはいけない。連れ去られないようにするからそれは突くなよ、よけいなことだ、それを突いたらこの家庭から出て行きなさい。」と言っていた。私には九五歳になる姉さんが喜名にいるが、あの人は突かなかったね、あの人の年頃の人達は皆突いていらしたよ。突いていらしたね。「それに、また歌があるが、「銭金はあっても後生までは持っては行けぬ染めてある針突を あの世まで。」といって、それに針突はあの世まで持って行けるでしょう。銭は持って行けないでしょう、その意味なんだがね。すぐ手を針でプクプク突くのだから痛いといって、突いた後はこうだったって、ずっと遠いところへ遊びに行ったそうだ。手を頭の上に載せて、一ケ月も遊んだそうだ。手を頭に載せて、このようにしてね、痛くて、ズキズキして、それで(仕事を休んで)遊んだそうだ。それから、針突師がいる頃だけど、私達は学校行っている頃に突いたが、今も形は残っているよ、裁縫針でね。これも裁縫針でね、皆突いたが、その時の形が残っているよ、自分でいたずらして学校で裁縫針で突いたよ。
全体の記録時間数 1:24
物語の時間数 1:24
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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