お年玉由来(方言)

概要

あるところの山奥での話なんだよ。たいそう金持ちなんだが、とても困って歩いているおじいさんが、
(ある金持ちの家に来て)「どうか泊めて下さい。」とお願いしたが治めてくれなかった。それにまた、その日は大晦日の夜なので、「此処はね、火を囲んで大晦日の夜を送っているんだよ。」と言われた所は、「どうぞお泊まりになって下さい。」と言ったので、(そのおじいさんはそこの家に泊まった。)そして、そこの家に朝早く来る孫達に、「さあ、あなたたちのおじいさんは、私をこのように泊めてくれたのでお年玉をあげよう。百ガネーだよ。」とあげたそうだ。現在もある正月のお年玉はその時から始まったそうだ。金持ちの家では泊めてくれず、貧乏人の家では泊めてあげた。それで、困って歩いていたおじいさんが、「このお金は持っていて、ここに来る孫達皆なに百ガネーといってあげなさいね。」と言った。火だけをぬくみ、食物もなくて火だけをぬくんで大晦日をしていたおじいさん達は、(困っているおじいさんを泊めてあげたために)成功したそうだ。そういうことで、昔は二銭でも百ガネーといって、正月にはお年玉をあげていた。お年玉にもいわれがあって、ただのお年玉ではないそうだね。

再生時間:1:24

民話詳細DATA

レコード番号 47O370362
CD番号 47O37C016
決定題名 お年玉由来(方言)
話者がつけた題名 お年玉の始まり
話者名 山内カマド
話者名かな やまうちかまど
生年月日 18960620
性別
出身地 沖縄県読谷村長浜
記録日 19770815
記録者の所属組織 読谷村民話調査団第8班
元テープ番号 読谷村長浜T07A17
元テープ管理者 読谷村立歴史民俗資料館
分類 伝説、 民俗
発句(ほっく)
伝承事情
文字化資料 読谷村民話資料集3長浜の民話 P233
キーワード 山奥,金持,大晦日,火を囲む,お年玉,百ガネー,正月のお年玉,貧乏人
梗概(こうがい) あるところの山奥での話なんだよ。たいそう金持ちなんだが、とても困って歩いているおじいさんが、 (ある金持ちの家に来て)「どうか泊めて下さい。」とお願いしたが治めてくれなかった。それにまた、その日は大晦日の夜なので、「此処はね、火を囲んで大晦日の夜を送っているんだよ。」と言われた所は、「どうぞお泊まりになって下さい。」と言ったので、(そのおじいさんはそこの家に泊まった。)そして、そこの家に朝早く来る孫達に、「さあ、あなたたちのおじいさんは、私をこのように泊めてくれたのでお年玉をあげよう。百ガネーだよ。」とあげたそうだ。現在もある正月のお年玉はその時から始まったそうだ。金持ちの家では泊めてくれず、貧乏人の家では泊めてあげた。それで、困って歩いていたおじいさんが、「このお金は持っていて、ここに来る孫達皆なに百ガネーといってあげなさいね。」と言った。火だけをぬくみ、食物もなくて火だけをぬくんで大晦日をしていたおじいさん達は、(困っているおじいさんを泊めてあげたために)成功したそうだ。そういうことで、昔は二銭でも百ガネーといって、正月にはお年玉をあげていた。お年玉にもいわれがあって、ただのお年玉ではないそうだね。
全体の記録時間数 1:24
物語の時間数 1:24
言語識別 方言
音源の質
テープ番号
予備項目1

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