渡嘉敷ペークはですね、やや上役で船役の官人をしている人の所へ金を借りに行った。お金を借りての帰り、そこからの帰り女郎屋へ行った。その女郎がたいそう利巧者であったと。〈これは年寄りから聞いたのだが。〉ペークが入ってくると同時にこの女郎は金に目をつけた。「あなた様は私の兄さんにそっくりですね。」ペークは女郎に「これが私の家内です。」と言ったら、女郎は「私の兄さんにそっくりですね。」と言ったわけだ。そういう冗談の言いあいから仲良くなり、女郎は、いつもペークーを相手にして、持ち金をそっくり巻きあげてしまったということだ。それで貧乏になってしまい、北谷村の桑江に帰ってきて隠居生活をした。桑江には子孫もまだいますよ。もうおちぶれてしまっていた。
| レコード番号 | 47O370354 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C016 |
| 決定題名 | 渡嘉敷ペーク(共通語) |
| 話者がつけた題名 | 渡嘉敷ぺークー |
| 話者名 | 知花平太郎 |
| 話者名かな | ちばなへいたろう |
| 生年月日 | 18971206 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19770815 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第1班 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T07A10 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 笑話 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | - |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P155 |
| キーワード | 渡嘉敷ペーク,船役の官人,金を借りる,女郎屋,持ち金をそっくり巻きあげる,北谷村の桑江 |
| 梗概(こうがい) | 渡嘉敷ペークはですね、やや上役で船役の官人をしている人の所へ金を借りに行った。お金を借りての帰り、そこからの帰り女郎屋へ行った。その女郎がたいそう利巧者であったと。〈これは年寄りから聞いたのだが。〉ペークが入ってくると同時にこの女郎は金に目をつけた。「あなた様は私の兄さんにそっくりですね。」ペークは女郎に「これが私の家内です。」と言ったら、女郎は「私の兄さんにそっくりですね。」と言ったわけだ。そういう冗談の言いあいから仲良くなり、女郎は、いつもペークーを相手にして、持ち金をそっくり巻きあげてしまったということだ。それで貧乏になってしまい、北谷村の桑江に帰ってきて隠居生活をした。桑江には子孫もまだいますよ。もうおちぶれてしまっていた。 |
| 全体の記録時間数 | 1:50 |
| 物語の時間数 | 1:50 |
| 言語識別 | 共通語 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |