首里金城という所に、兄妹、兄と妹が住んでいたそうだ。兄さんは鬼になって人を食べたんだって。人を食べたので、「これはもう、世間の戒(いましめ)として私が兄を殺してしまおう。」と妹は考えた。これは、昔も、今も、首里金城のホーハイムーチーと呼んでいるんだよ。そして、ムーチーを舌の形に作って、それを自分の陰部(いんぶ)にくっつけて、兄さんに見せたところ「わぁ、大変、一大事だ。そ、その、あれは何だ。」妹が「鬼を食う口で、舌の形をしているんだ。」と言った。「んー!」とびっくりして後退りして逃げようとして、鬼は金城の崖に落ちて死んでしまった。その女の兄、あの鬼、人を食べた男、兄さんを殺してしまったわけだ。人の手をかりずに。それで、昔から今になってまでも、首里金城の鬼餅と言えば、ホーハイムーチーのことなんだよ。
| レコード番号 | 47O370329 |
|---|---|
| CD番号 | 47O37C015 |
| 決定題名 | 鬼餅由来(方言) |
| 話者がつけた題名 | 鬼餅由来 |
| 話者名 | 金城太郎 |
| 話者名かな | きんじょうたろう |
| 生年月日 | 18860920 |
| 性別 | 男 |
| 出身地 | 沖縄県読谷村長浜 |
| 記録日 | 19761031 |
| 記録者の所属組織 | 読谷村民話調査団第5班 |
| 元テープ番号 | 読谷村長浜T06A09 |
| 元テープ管理者 | 読谷村立歴史民俗資料館 |
| 分類 | 本格昔話、 民俗 |
| 発句(ほっく) | - |
| 伝承事情 | 父 |
| 文字化資料 | 読谷村民話資料集3長浜の民話 P8 |
| キーワード | 首里金城,兄妹,兄は鬼,人を食べた,兄を殺す,ホーハイムーチー,ムーチーを舌の形に作る,陰部,にくっつける,鬼を食う口,舌の形,鬼は金城の崖に落ちて死んだ |
| 梗概(こうがい) | 首里金城という所に、兄妹、兄と妹が住んでいたそうだ。兄さんは鬼になって人を食べたんだって。人を食べたので、「これはもう、世間の戒(いましめ)として私が兄を殺してしまおう。」と妹は考えた。これは、昔も、今も、首里金城のホーハイムーチーと呼んでいるんだよ。そして、ムーチーを舌の形に作って、それを自分の陰部(いんぶ)にくっつけて、兄さんに見せたところ「わぁ、大変、一大事だ。そ、その、あれは何だ。」妹が「鬼を食う口で、舌の形をしているんだ。」と言った。「んー!」とびっくりして後退りして逃げようとして、鬼は金城の崖に落ちて死んでしまった。その女の兄、あの鬼、人を食べた男、兄さんを殺してしまったわけだ。人の手をかりずに。それで、昔から今になってまでも、首里金城の鬼餅と言えば、ホーハイムーチーのことなんだよ。 |
| 全体の記録時間数 | 1:27 |
| 物語の時間数 | 1:27 |
| 言語識別 | 方言 |
| 音源の質 | ◎ |
| テープ番号 | - |
| 予備項目1 | - |